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2025年10月1日、ロサンゼルスで行われたナ・リーグワイルドカードシリーズ第2戦で、ドジャースの佐々木朗希投手がポストシーズン初登板を果たしました。

9回にマウンドに上がり、快投を見せて3者凡退を達成し、チームはレッズに勝利して地区シリーズ進出を決めました。

試合中には自己最速の101.4マイルを記録し、圧倒的なパフォーマンスを披露しました。

投手陣では山本由伸が好投し、打線も援護で連勝を飾りました。

次の地区シリーズではフィリーズと対戦します。

(要約)

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ナ・リーグワイルドカード<ドジャース・レッズ>9回に登板する佐々木(撮影・沢田 明徳) 

 

 ◇ナ・リーグ ワイルドカードシリーズ第2戦 ドジャース8―4レッズ(2025年10月1日 ロサンゼルス) 

 

 ドジャースの佐々木朗希投手(23)が1日(日本時間2日)、本拠でのレッズとのワイルドカードシリーズ第2戦で、9回に5番手でマウンドに上がり、ポストシーズン初登板を果たした。3者凡退で試合を締め、チームは連勝で地区シリーズ進出を決めた。 

 

 8―4の9回、マウンドに向かう佐々木には球場中から地鳴りのような大歓声。先頭・スティアへの初球で100・7マイル(約162キロ)を計測すると、「ロウキ」コール。スティアをスプリットで空振り三振に仕留めると、ファンは勝利を確信し、その場で立ち始めた。 

 

 続くラックスも2者連続三振に打ち取り、2死からヘイズへの2球目には渡米後、自己最速となる101.4マイル(約163.2キロ)を計測。最後は遊直に打ち取って試合を締め、ベンチから大谷、山本も出てきて拍手を送った。11球のうち、6球が100マイル超を計測するなど、圧巻投球だった。 

 

 佐々木は右肩のインピンジメント症候群で5月に負傷者リスト(IL)入り。復帰に向けてリハビリ登板を続ける中、先発陣は枚数が揃っていることやブルペン陣の不安定さなどから、マイナーで救援調整に挑んだ。 

 

 シーズン最終盤となった9月24日(同25日)のダイヤモンドバックス戦でリリーフとしてメジャー初登板し、1回を無安打無失点に抑え、初ホールドをマーク。中1日で迎えた26日(同27日)、敵地でのマリナーズ戦でメジャー2度目のリリーフ登板では、両リーグ最多、史上7人目のシーズン60本塁打を記録したシアトルの英雄・ローリーを空振り三振に仕留るなど、1回1安打無失点2奪三振で、直球の最速は100.1マイル(約161.1キロ)を計測していた。 

 

 チームは先発・山本由伸がメジャー自己最多となる113球を投げ、6回2/3を4安打2失点(自責0)と好投。打線も4回にE・ヘルナンデス、ロハスの連続タイムリーで逆転に成功すると、6回には大谷に右前適時打が飛び出すなど、一挙4点。投打が噛み合って、レッズに連勝。地区シリーズ進出を決めた。 

 

 4日(同5日)から始まる地区シリーズはフィリーズと戦う。 

 

 

 
 

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