( 329781 )  2025/10/06 06:21:18  
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カワサキが北米で新たに「Z1100」と「Z1100 SE」を発表した。

これは2022年モデルで絶版となった「Z1000」の後継モデルで、排気量が1099ccに増加し、エンジン出力は136PSに設定された。

デザインは「SUGOMI」を継承しつつ、4眼のプロジェクターヘッドライトや新型のフルカラーTFTメーター、強化された電子制御機能も搭載されている。

日本でも導入が決定し、初披露は2025年10月30日からの「Japan Mobility Show 2025」で行われる予定。

価格や詳細は未発表で、ファンの注目が集まる。

(要約)

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カワサキ「Z1100 / Z1100SE」北米で登場 

 

カワサキは北米にて「Z1100」「Z1100 SE」を新たに発表した。2022年モデルを最後に絶版となっていた「Z1000」の後継となるモデルで、シリーズのフラッグシップらしいSUGOMIデザインはそのままだが、エンジンは1099ccに排気量がアップ。新たにフルカラーTFTメーターや6軸IMU、トラコンなどの電制も充実している。 

 

さらに本機は日本導入も既に決定済。発売時期や販売価格、諸元等の詳細情報は未発表だが、国内ファンにとっては朗報だ。日本でのお披露目は2025年10月30日(木)~11月9日(日)に開催される「Japan Mobility Show 2025」が初となる。 

 

文/Webikeプラス 編集部 

 

海外発表されたZ1100 / SE。先代Z1000のスタイルは踏襲しつつ、排気量や電制が強化された。 

 

2003年に登場した、カワサキ「Z」シリーズのフラッグシップモデル「Z1000」は、ストリートファイタースタイルの極致として国内外で人気を博したモデルだった。しかし2022年モデルを最後にディスコンとなり、ファンに惜しまれた。ところが同様のパワーユニットを備える兄弟機、フルカウルスポーツであるNinja1000/SXはラインナップを継続、さらに2025年からは排気量を引き上げた「Ninja1100SX」も登場しアップデート。今回登場した「Z1100」は、このNinja1100SX同様に1,099ccに排気量をアップ。最高出力は136PS/9,000rpmと、従来の141PSから抑えられたものの、最大トルクは113Nmへ引き上げられ、さらに装備面も進化を遂げた。 

 

外見では、Z1000同様にシリーズ共通の「SUGOMI」デザインを踏襲。プロジェクターレンズを備える4眼ヘッドライトや、肉食獣的な前方荷重のシルエットもそのままだ。しかし、Z1000の特徴のひとつだった左右2本出しのサイレンサーは、Z1100では右側片出しに改められており、リアビューの印象は大きく異なる。さらにメーターが従来の液晶メーターから、5インチサイズのフルカラーTFTメーターに更新。スマホ連携によるナビ表示などの新機能も追加された。また電子制御も大きく強化が施されており、6軸IMUにより制御されるカワサキコーナリングマネジメント(KCMF)機能でウィリー、トラクション、スライディング制御(KTRC)、ブレーキ、ピッチング制御(KIBS)、クルーズコントロールが充実。さらに電子スロットルバルブの新採用によって、アップダウン対応のクイックシフターも搭載された。なお従来からのA&Sクラッチはもちろん踏襲されている。 

 

性能面で従来から大きなアップデートを遂げたZ1100 / SE。現在のところ北米市場での発売となっているが、カワサキモータース・ジャパンによれば、本機は「現在、国内導入に向けて準備を進めております」として、日本導入の決定が明らかになっている。そして日本での公開は、2025年10月30日(木)に開催の迫る「Japan Mobility Show 2025」が初めてとなるという。 

 

日本での発売時期、価格といった情報は明らかになっていないが、Zファンは続報に要注目だ。 

 

・全長×全幅×全高:2055mm×825mm×1085mm 

・ホイールベース:1440mm 

・シート高:815mm 

・車重:221kg 

・エンジン:水冷4ストロークDOHC並列4気筒 1099cc 

・最高出力:100kW(136PS)/9000rpm 

・最大トルク:113Nm/7600rpm 

・燃料タンク容量:17.0L 

・変速機:常時噛合式6速 

・ブレーキ:F=ダブルディスク、R=ディスク 

・タイヤ:F=120/70 ZR17 M/C / R=190/50 ZR17 M/C 

・価格:未発表 

 

Webikeプラス編集部 

 

 

 
 

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