( 330026 )  2025/10/07 06:33:39  
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長期金利が17年ぶりの水準となる1.68%に上昇しました。

この背景には、最近選出された自民党の高市新総裁が積極的な財政政策を進めるとの懸念が影響しています。

国債の売却が増え、価格が下がる中で金利が上昇しました。

また、高市氏が金融緩和を重視していることから、日銀の追加利上げが難しくなるとの予測も金利上昇に拍車をかけています。

この金利上昇は住宅ローンや企業の借入にも影響を及ぼす可能性があります。

(要約)

( 330028 )  2025/10/07 06:33:39  
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TBS NEWS DIG Powered by JNN 

 

長期金利が一時、17年ぶりの水準となる1.68%まで上昇しました。自民党の高市新総裁の政策をめぐり、財政悪化の懸念が浮上したことが要因です。 

 

きょうの債券市場で、長期金利の代表的な指標である10年物の国債利回りは一時1.68%まで上昇しました。2008年以来、およそ17年ぶりの高水準です。 

 

おととい行われた自民党の総裁選で選出された高市氏が、積極的な財政政策を推し進めるとの見方が拡大。国債は売られて価格が下がると利回りが上昇する仕組みですが、財政状況が悪化するのではとの懸念から、きょうの債券市場では国債に売り注文がかさみました。 

 

また、高市氏がこれまで金融緩和を重視する姿勢を示していたことから、日銀が追加利上げに踏み切りづらくなったとの観測が拡大したことも重しとなりました。 

 

長期金利の上昇は住宅ローンの固定金利などに影響するほか、企業が資金を借り入れる際の利息の増加にもつながります。 

 

TBSテレビ 

 

 

 
 

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