( 330536 )  2025/10/09 06:58:09  
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8日朝の外国為替市場で、円相場が1ドル=152円台に達し、7か月ぶりの円安を記録しました。

自民党の高市新総裁が日銀の利上げに慎重な姿勢を示し、早期利上げの期待が後退したため、円売りが加速しています。

市場では、利上げが見送られるとの見込みから円を売る動きが広がっており、経済専門家はこれを分析しています。

(要約)

( 330538 )  2025/10/09 06:58:09  
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日テレNEWS NNN 

 

8日朝の外国為替市場で、円相場は円安方向に進み、一時1ドル=152円台をつけました。152円台はつけたのは今年の2月以来、およそ7か月ぶりです。 

 

市場では、自民党・高市新総裁が日銀の利上げに対して慎重な姿勢を示していると受け止められていて、早期利上げ観測が後退しています。 

 

そのため、円を売る動きが加速していて、高市氏が新総裁に選出されて以降、4円程度、円安方向に進んでいます。 

 

みずほ銀行の唐鎌大輔チーフマーケット・エコノミストは「高市氏が日銀に利上げさせないと断言したわけではないのに、推測で円安方向に進んでいる」とし、「もともと10月の金融政策決定会合で利上げが行われると織り込まれ、円高が進むと思い円を買っていた人たちが、今度は利上げが見送られると思い円を売っている」と分析しています。 

 

 

 
 

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