( 330616 )  2025/10/10 03:17:20  
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三重県名張市での事故で、軽乗用車が横転し男女5人が死亡した。

車は制限速度50キロを大幅に超え、100キロを超える速度でカーブに突入し、曲がりきれずに電柱に衝突したと考えられる。

乗っていたのは高校生を含む若者6人で、定員を超えて乗車していた影響もあったとみられる。

運転手の特定や飲酒の有無について捜査が進められており、県警は事故防止のため取り締まりを強化している。

(要約)

( 330618 )  2025/10/10 03:17:20  
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事故現場付近で速度違反車を監視する警察官=9日午前、三重県名張市 

 

5人が死亡する横転事故を起こした軽乗用車。衝撃でドアが破損していた=3日、三重県警名張署 

 

 三重県名張市の国道で軽乗用車が横転し男女5人が死亡した事故で、車は事故直前に制限速度50キロを大幅に超えて走行していたことが9日、関係者などへの取材で分かった。防犯カメラ映像の調査から100キロを超えていたとみられ、高速のまま現場のカーブに差しかかり、曲がりきれなかった疑いがある。事故発生から10日で1週間。県警は、運転手の特定や飲酒の有無などの捜査を進める一方、事故防止へ取り締まりを強化している。 

 

 事故は3日午前0時10分ごろ、市役所の北東約4キロの山あいで発生。緩やかな右カーブを外れ、電柱に衝突したとみられる。高校生を含む16~23歳の6人が乗っていた。 

 

 関係者などによると、定員(4人)超過によってカーブで強い遠心力が働くなどし、曲がりきれなかった可能性がある。遺体の司法解剖では少なくとも1人からアルコールが検出された。 

 

 現場のカーブ手前は上り坂の直線で、スピードを出す車は多い。街灯などが少なく、夜間は周囲が見えづらく危険度が増すという。 

 

 

 
 

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