( 330668 ) 2025/10/10 04:13:48 0 00 今年9月、立憲民主党の執行部入りした本庄知史政調会長(後列中央)(2025年9月11日撮影)
「(麻生家に)嫁入りした」という言葉が9日、インターネット上のトレンドワードに浮上した。立憲民主党の本庄知史政調会長(50)が8日の記者会見で、自民党で高市早苗総裁の選出を受けて発足した新執行部の顔ぶれについて、皮肉まじりに指摘したことが報じられたのを受けたもの。
本庄氏は会見で、自民党の臨時総務会後、新執行部が並んだ写真について「あらためて思ったのは、『麻生家に嫁入りした高市さん』というような絵でしたね」と、高市氏の総裁選勝利に麻生太郎副総裁の存在が指摘されていることを念頭に言及。写真で、高市氏は麻生氏と、麻生氏の義弟でもある鈴木俊一幹事長に挟まれており、「両脇に麻生さんと鈴木さん。ご親戚のおふたりがおられ、かわいがられた小林(鷹之・政調会長)さんがいて、なんとも言えない絵(写真)だなと思いました」と、皮肉まじりにも指摘した。
「人事はトップの専権事項なので、批評するのは好きではないというスタンスだが、今回は明らかに絵に描いたような『かいらい人事』。ひどいと感じざるを得ない」と、厳しい評価を口にした本庄氏。ただ、「嫁入り」という表現に対して、SNSには「ど真ん中の女性蔑視発言ですよ。自民党の議員が言ったら全メディアが一斉に非難するはず」「はぁ?」「『嫁』という呼び方、問題あります。やめてください」「これ、男女差別、男尊女卑じゃないですか?」「直球の女性蔑視発言だと思うのだが」「上手く例えられてないし、ずれまくってるなとしか思わないから、ほっといたらいい」など、批判的なコメントが数多く寄せられた。
また、自民党の衆院東京8区支部長、門ひろこ(寛子)氏は9日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、「自民党の男性政治家が発言したら、直球ストレートの女性蔑視発言としてバッシングされそうですが、どうでしょうか」と、つづった。
本庄氏は東大卒。岡田克也元外相の政策秘書などを経て、2021年衆院選千葉8区で初当選。政策通で知られ、今年9月に行われた立民の党役員人事で、当選2回ながら政調会長に抜てきされた期待の人材。
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