( 330886 )  2025/10/11 04:07:50  
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自民党の高市早苗総裁と公明党の斉藤鉄夫代表が国会で会談し、連立政府の維持について議論を行う。

斉藤氏は派閥裏金事件の真相解明や企業・団体献金の規制強化を求めており、高市氏の回答を基に連立離脱を判断する方針。

一方で、自民党は連立維持を重視しているものの、献金規制の強化には慎重姿勢があり、連立交渉が不調に終わる可能性もある。

公明党が連立を離脱すると自民党は単独内閣となり、政権運営が厳しくなる見込み。

斉藤氏は党幹部から「政治とカネ問題の進展がなければ連立維持は難しい」との意見を受けている。

高市氏は、長年の協力関係を強調し、早期の政策合意文書作成を目指すと述べた。

(要約)

( 330888 )  2025/10/11 04:07:50  
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自民党の高市総裁(左)と公明党の斉藤代表 

 

 自民党の高市早苗総裁と公明党の斉藤鉄夫代表は10日午後、国会内で会談する。斉藤氏は、自民党との連立の条件として派閥裏金事件の真相解明と企業・団体献金の規制強化を挙げており、高市氏からの回答を踏まえて連立離脱の是非を判断する。自民側は「自公連立は基本中の基本だ」としているが、献金規制強化には慎重論が根強く、連立交渉が不調に終わる可能性もある。 

 

 公明が連立を離脱すれば自民単独内閣となるため、政権運営がさらに厳しくなるのは必至。自民にとって野党との連携が不可欠となる。石破茂首相の後継を選ぶ臨時国会の召集も20日以降に遅れる公算が大きく、政治空白が長期化する。 

 

 斉藤氏は9日夜に開いた党中央幹事会で、連立にとどまるか離脱するかの判断について一任を得た。党幹部は「『政治とカネ』問題に何らかの前進がない限り連立維持とはならない」と話している。 

 

 一方、高市氏は9日夜のテレビ番組で自公関係について「26年間も一緒にやってきた。政策合意文書を早く作れるよう頑張る」と述べた。 

 

 

 
 

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