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10月10日、国民民主党の玉木雄一郎代表は、公明党が自公連立政権から離脱したことを受け、「政治とカネの問題に終止符を打ちたいという強い意志の表れだ」と語った。

首相指名選挙では自らの名前を書く意向を示し、総理大臣になる覚悟があることを強調した。

また、立憲民主党に対して、安全保障とエネルギー政策での共通の方向性を求める姿勢を示した。

物価高対策を進めるためには、早急に臨時国会を開くべきだと訴え、合意可能な課題の協議開始を提案した。

(要約)

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 10月10日、国民民主党の玉木雄一郎代表は、公明党が自公連立政権からの離脱を決めたことについて「政治とカネの問題に終止符を打ちたいという強い意志の表れだ」との認識を示した。都内で2024年11月撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon) 

 

Kentaro Sugiyama 

 

[東京 10日 ロイター] - 国民民主党の玉木雄一郎代表は10日、公明党が自公連立政権からの離脱を表明したことを受け、「政治とカネの問題に終止符を打ちたいという強い意志の表れだ」との認識を示した。首相指名選挙では、自身の名前を書く方針を改めて示し「総理大臣を務める覚悟はある」と述べた。 

 

首相指名選挙を巡っては、立憲民主党の安住淳幹事長が野党の統一候補として玉木代表も有力候補になり得るとの考えを示している。玉木代表は「お声がけをいただくのはありがたい」としつつ、そうであるならば「わが党の方針、特に安全保障とエネルギー政策については同じ方向で歩むということを立憲民主党内で機関決定していただきたい」と注文した。 

 

公明については、生活者の立場にたった政策や中道政党ということで「重なる部分が多い」との認識を示し、政策本位で考えてもかなり共通して歩み寄るところがあると語った。自民との向き合い方についても変化はなく、進めるべきと考える政策は今後も協力するとの考えを示した。 

 

玉木代表は、物価高対策を前に進めるため、早急に臨時国会を開くべきだと主張。調整がつかないのであれば首相指名を先送りしてでもまずは合意できるガソリン暫定税率の廃止や「年収の壁」の引き上げなどの協議に着手することが必要だと述べた。 

 

 

 
 

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