( 331166 )  2025/10/12 04:14:32  
00

日本維新の会の吉村洋文代表が、読売テレビの番組に出演し、自民党の高市早苗総裁に対してその個性を大いに発揮することを勧めた。

吉村氏は自民党と公明党の政策理念が根本的に異なるため、連立解消が明確化する方が良いと指摘。

自民党との連立については、公明党がネックであったことを振り返りつつ、高市氏の意見を聞きたいと述べた。

また、高市氏が国民民主党との政策親和性の高さを示唆していることから、先に国民民主との協力を提案し、他党との連携が重要だと強調した。

吉村氏は、高市氏との具体的な協議は今後行う予定だと述べた。

(要約)

( 331168 )  2025/10/12 04:14:32  
00

 吉村洋文代表 

 

 日本維新・吉村洋文代表が10日に読売テレビの夕方ニュース番組「かんさい情報ネットten.」に生出演。公明党から連立解消を通告された自民・高市早苗総裁について、「高市さんらしさをどんどん出して行ったらいいと思います」と述べた。 

 

 「自公の考え方は安全保障や靖国神社とかずいぶん違う。選挙強い者同士がくっついて維持してきましたけど、政策理念が根本的に違うのであれば、このほうが分かりやすい。高市さんらしさを出したほうが健全」とした。 

 

 自民総裁選時は、小泉進次郎氏が総裁に選出されれば維新との連立濃厚と目されたが、その際も、衆院大阪選挙区で激しく対立する公明党の存在が障害になると指摘されてきた。 

 

 自公連立が解消された現在、衆院勢力では自民196+維新35=231が成立すれば、過半数233に残り2議席となり、参政党3議席なども含め注目されている。(議席数は衆院公式10月8日現在)。 

 

 自民との連立にネックだった公明党が消えた吉村代表は、番組で高市自民との距離感を聞かれると、多くの価値観で自民に近いとしたうえで、公約実現の軸となる「副首都構想」「社会保険料を下げる」を挙げ「これについての高市さんの意見を聞いてみたい。高市さんからまだ何も聞いていませんので、これからになります」と述べた。 

 

 一方で「高市さんは、国民民主党と政策の親和性が高いと言ってるので、そっちを先にやったらいいんですよ。邪魔するつもりも何もありません。割って入るつもりもないです。減税もやればいい。政策言うだけじゃなくて実行するのが大事。国民民主と1回やってみたらいい。そのうえで、我々の政策について聞いてみたい」とした。 

 

 「こちらから、どうですか?どうですか?と言うつもりはありません」と語った。高市氏との協議時期は近々かと聞かれると「近々になるかな。まだ何も話は受けていませんので」と語った。 

 

 

 
 

IMAGE