( 331256 )  2025/10/12 06:01:42  
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11日、政治ジャーナリストの田﨑史郎氏がテレビ朝日系「ワイド!スクランブル サタデー」に出演し、公明党が自民党の高市早苗新総裁に連立政権離脱を伝えた経緯について解説した。

田﨑氏は、高市新総裁の就任時には公明党も連立を続けると思われていたが、その後、高市氏が公明党本部を訪れた際に、歴史問題や政治とカネに関する要求が提起されたことが異変の兆しだと感じたと述べた。

また、公明党幹部から「連立についてはひと休みしたい」との返答を得て、連立の合意が難しくなっていたことを報告。

最終的に公明党は連立離脱を決定したと振り返った。

(要約)

( 331258 )  2025/10/12 06:01:42  
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テレビ朝日 

 

 政治ジャーナリスト田﨑史郎氏が11日、テレビ朝日系「ワイド!スクランブル サタデー」(土曜午前11時30分)に生出演。公明党が自民党の高市早苗総裁に連立政権離脱を伝えた経緯について解説した。 

 

 MCの松尾由美子アナから「田﨑さんは1週間前はこの時間、高市新総裁に決まった時に『公明党は高市さんであっても最後は連立を組んでやっていくだろうと思う』とおっしゃってました。おそらく自民党内も同じ空気感だったと思うんですけれども」と切り出されると、田﨑氏は「そうです、そうです」と返答。松尾アナに続けて「公明党がいつ、それを変えたのか」と聞かれると、田﨑氏は「先週土曜日、総裁選が終わった後、高市さんは公明党本部に斉藤代表を訪れて会談しているわけですね。斉藤代表は政治とカネの問題や歴史認識の問題について、3つの要求を突きつけた、という話が出たわけです。僕はあの段階で、これはおかしいな、と」と、異変を察知したタイミングを明かした。 

 

 田﨑氏は「公明党はそんな要求を突きつけることはなかったんです、これまで。総裁が替わっても、裏でちゃんと準備してあって、合意文書を作って、その合意文書に判を押すだけの形だったんですね」と説明。「それがあんなに要求を突きつけるというのは何かあったんだろうな、と思って、(翌日)日曜日に公明党の幹部に電話しますと、『連立についてはひと休みしたい』と言われたんです」と取材の結果を明かした。 

 

 「僕も記者ですから別の質問…国交大臣を失うことになりますよ、とか、いろいろ申し上げたんですね。しかしやっぱり結論は『ひと休みしたい』ということだったんですよ。だからその段階から意思を固めていた」と言及。「公明党の場合、公明党だけで決まるんじゃなくて創価学会という支持母体があるんですね。支持母体と話し合いの上で、おそらくそういうことを公明党幹部の方は言われてるんだろうと思ったんです。そのころから警戒感が高まっていて」と述べた。 

 

 7日の1回目の党首会談後にも幹部に取材したといい、田﨑氏は「合意の方向に向かっているんですか? 不合意の方向に向かっているんですか? って聞いたんです。そうしたら『不合意の方向です』って。これはかなり厳しくなってたなと思って。そうしたら金曜日、案の定というか、自分が懸念したとおりに別れるということになったわけですね」と振り返った。 

 

 

 
 

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