( 331301 )  2025/10/12 06:56:11  
00

日本政府がアメリカのフォード社の車を公用車として導入する案を、今月末に来日予定のトランプ大統領に説明する計画です。

導入予定のフォード「F150」は国内の一般車よりもかなり大きく、特に都市部では運転や駐車が不便になる可能性があります。

トランプ大統領は日本がアメリカ車をほとんど輸入していないことに不満を示しており、政府はこの案を通じてアメリカとの貿易関係を改善したい意向です。

しかし、導入には部品調達や修理の面での課題や、高い自動車税の負担などデメリットも多く指摘されています。

(要約)

( 331303 )  2025/10/12 06:56:11  
00

公用車にアメ車導入案をトランプ大統領に説明へ 巨大サイズ、日本で不便な面も 

 

 日本政府がアメリカのフォード社の車を公用車として導入する案を検討していることが分かりました。この案を今月末に来日するトランプ大統領に説明するとみられます。 

 

 10日、神奈川県内の中古車店で見せてもらったのはフォード社の「F150」。横幅は220センチ、縦の長さは6メートル弱。一般的な国産車よりひと際大きな車です。 

 

輸入車販売「COLLECTIONS」 本多芳彦代表 

「例えばこれは5人乗りになりますけれども、人が5人乗っても比較的室内も広いので、余裕がある。さらにそこから荷台がありますので、荷物も積めると」 

 

 政府は地方整備局に公用車として導入することを検討しています。 

 

赤沢亮正経済再生担当大臣 

「トランプ大統領が大変関心が高いのが、コメと米国製の自動車が我が国で走るかどうかというところ」 

 

 理由は、トランプ大統領が“日本はアメリカ車をほとんど輸入していない”と強い不満を口にしていることです。 

 

トランプ大統領 

「日本はアメリカ車を買わないのに、アメリカは数百万台の日本車を買っています」(4月の投稿) 

 

 主に工事や道路のパトロールで使用することを検討しています。 

 

 実際に同型車で公道を走ってもらいました。ひとたび、細い路地に入ると、かなり道路の幅ギリギリに。対向車とすれ違うのも一苦労です。さらに…。 

 

本多代表 

「まずこの車に乗って出かける時に『どこだったら止められるのか』と事前に調べることも必要になったりすると思います」 

 

 ほかにも、フォード社は2016年に日本から撤退し、部品調達や修理に課題が残ります。 

 

 自動車税が国産の普通車に比べて、3倍以上に高くなるという費用負担もあります。 

 

本多代表 

「メリットもなくはないと思うんですが、デメリットの方が多いような気がします。日本は特に都内なんかは狭い道も多いので、さすがにこのサイズでどこでも走れるというわけではない」 

 

 日本側は今月27日に来日する予定のトランプ大統領に対して、関税交渉の合意内容の進捗(しんちょく)とともに、この案を説明するとみられます。 

 

(「グッド!モーニング」2025年10月11日放送分より) 

 

テレビ朝日 

 

 

 
 

IMAGE