( 138296 )  2024/02/11 23:43:58  
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国土交通省の出荷停止指示を受けて停止していたダイハツ工業の京都工場が、商用車2車種の生産を再開する。

対象車種はトヨタ向けの「プロボックス」とマツダ向けの「ファミリアバン」で、2月5日に在庫出荷が再開されていた。

また、安全・環境基準に適合した軽自動車「ミライース」など10車種は大分工場での生産を再開する予定で、エンジン製造を手掛ける久留米工場も稼働が見込まれている。

一方で、主力の「タント」などを製造する滋賀工場と「コペン」を手掛ける本社工場については、3月1日まで生産停止が決定されている。

ダイハツは再発防止策を提出し、トヨタ自動車とともに新しい経営体制や事業の見直しについて記者会見を行う予定だ。

(要約)

( 138298 )  2024/02/11 23:43:58  
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ダイハツが生産を再開する「ファミリアバン」=マツダ提供 

 

 ダイハツ工業は、自動車の認証試験の不正問題を受けて停止していた京都工場(京都府大山崎町)の生産を12日に再開する。国土交通省が出荷停止の指示を解除した商用車2車種が対象で、昨年12月に国内全工場の稼働を停止して以降で初めての生産再開となる。 

 

【図表】一目でわかる…ダイハツの主な車種ごとの試験不正の内容 

 

ダイハツが生産を再開する「プロボックス」=トヨタ提供 

 

 対象は、トヨタ自動車向けの「プロボックス」とマツダ向けの同型車「ファミリアバン」。2月5日に在庫の出荷は再開していた。 

 

 また、国による試験で安全・環境基準への適合が確認されたとして、出荷停止解除を受けた軽自動車「ミライース」など10車種は26日から、大分工場(大分県中津市)での生産を再開する。エンジン製造を手がける久留米工場(福岡県久留米市)も23日に稼働させる見通しだ。 

 

 一方、主力の軽自動車「タント」などを製造する滋賀工場(滋賀県竜王町)と、軽自動車「コペン」を手がける本社工場(大阪府池田市)については、3月1日までの生産停止を決めている。 

 

 ダイハツは2月9日、開発期間の見直しなどを柱とした再発防止策を国交省に提出した。親会社のトヨタ自動車とともに近く記者会見を行い、新しい経営体制や事業の見直しなどについて発表する見通しだ。 

 

 

 
 

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