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若者よ、世界の養分となるな。故・山崎元さんが『経済評論家の父から息子への手紙』で示した新時代の「労働者タイプB」とは

BUSINESS INSIDER JAPAN 3/13(水) 20:00 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/0829dadb27558231f9135ea55f033af582c2ae56

 

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経済評論家の山崎元氏は、リスクをとって資本家から利益を得る「労働者タイプB」を目指すことの重要性を説いている。

一方で、安定を求めるだけでは幸せになれないと述べ、「労働者タイプA」は企業に利益を提供しつつ、自らの立場を強化する方法を追求するべきだとしている。

そして、今後のキャリアにおいては、リーダーシップを持ち、リスクをとる姿勢が重要であると提言している。

株式で働くことを通じて報酬を得る方法が有利であり、自らの立場を構築することが重要とされている。

(要約)

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『経済評論家の父から息子への手紙: お金と人生と幸せについて』山崎元著、Gakken、2024年2月15日刊行。 

 

資本主義経済はリスクを取りたくない人間から、リスクを取ってもいい人間が利益を吸い上げるようにできている。 

 

「失敗しても致命的でない程度のリスクを積極的に取って、リスクの対価も受け取る」のが、新しい時代の稼ぎ方のコツ。 

 

これからは、①株式性の報酬と上手く関わること、②適度なリスクを取ること、③他人と同じにならないように工夫すること、が肝心。 

 

『経済評論家の父から息子への手紙:お金と人生と幸せについて』の著者である経済評論家の故・山崎元氏は、「資本主義経済はリスクを取りたくない人間から、リスクを取ってもいい人間が利益を吸い上げるようにできている」と主張した。前者を世界経済の養分となる「労働者タイプA」と呼び、これからのサラリーパーソンが目指すべきは、リスクをとって資本家から利益を巻き上げる後者の「労働者タイプB」だという。では、「労働者タイプB」とはどのようなものか紹介しよう。 

 

「労働者タイプA」はリスクをとらず安定した雇用のみを考え、「そこそこの賃金で満足する労働者」である。 

 

その特徴は、 

 

①他人と取替可能な同じような人材である 

 

②会社が用意した働き方だけで満足する 

 

③雇用不安や賃金減少のリスクを極端に嫌う 

 

ことだ。 

 

山崎氏は、「労働者タイプA」をこう評している。 

 

「彼らの大半が、経済の『不利な側』に回って、企業に利益を吸われて効率の悪い一生を送る。そして、区別が付きにくいくらい同じスーツと表情に象徴されるように、彼らの大半は使う側から見て『取り替え可能な存在』として弱い立場で会社員人生を送る」 

 

彼らは企業に利益を提供するために存在しており、「世界の養分であり経済の利益の源なのだ」。山崎氏は「持つべき働き方のマインド・セットは、ある部分ではかつてと『真逆』と言っていいくらいに変化している」と言う。「『他人と同じ』を求めるだけでは幸せになれない。不利な方への『重力』が働く」のだ。 

 

 

一方、「労働者タイプB」は「経営ノウハウ」「複雑な技術」「財務ノウハウ」など、資本家が理解できない「ブラックボックス」を会社の中に作って自らの立場を強くし独自の立場を築く。そうして、本来なら資本家に帰属したかもしれない「株式性のリターン」を巻き上げていく存在だ。高額な報酬を取る米国企業の経営者などがわかりやすい典型である。 

 

彼らは、 

 

①個々に違っていて個性的 

 

②だいたいは頭脳を武器にしている 

 

③ほどほどのレベルで資本家の隙を突く 

 

という特徴がある。 

 

現代はこうした「労働者タイプB」の出現により、「資本家も油断できない時代」なのである。現在は「労働者タイプB的な社員が有利でかつ徐々に存在感を持ち始めている」。ここにチャンスがある。「資本家・投資家から見て、労働者タイプBは資本の価値を有利に持ち出そうとする油断のならない、少々悪い奴」だが、「ほどほどのレベルで、資本家の隙を突くことは必ずしも悪いことではない」と山崎氏は言う。 

 

「さて、息子よ。君は、どのくらい『悪い奴』になって世渡りするのだろうか。ちょっと楽しみだな」 

 

こうした現状を踏まえ、山崎氏はこれからとるべきキャリアとして、「リスク回避的」で「フォロワー気質」の労働者タイプAの群れではなく、「リスク愛好的」で「リーダー気質」な方向を目指すべきだという。その極地はオーナー社長だ。 

 

「狙い筋」のキャリアは、 

 

①自分で起業する 

 

②早い段階で起業に参加する 

 

③報酬を自社株ないしストックオプションでもらえる会社で働く 

 

④起業の初期段階で出資させてもらうこと 

 

ことである。 

 

ポイントは株式で稼ぐ働き方を実践することだ。理想的な就職先の例として、「1990年代のマイクロソフトのような会社」を挙げている。「給料(ベース・サラリー)+ボーナス+ストックオプション」のような形で報酬を支払うのは外資系企業に多い。ベンチャーでなくともストックオプションで報酬をもらえることは有利な場合が多い。 

 

安定を志向することこそが、実は最も危険であるという山崎氏の遺言をあなたはどう受け止めるだろうか。 

 

杉本健太郎 

 

 

( 148918 )  2024/03/14 00:14:06  
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(まとめ) 

読まれた記事には、資本主義やリスク、労働のあり方に対する様々な見解や疑問が含まれています。

山崎さんに対する感謝の気持ちや一部に共感する意見もあれば、疑問や矛盾を感じる意見もありました。

資本主義経済におけるリスクや利益の取り分け、自己実現や生き方など、個々の立場や考え方に基づいた様々な視点が示唆されています。

( 148920 )  2024/03/14 00:14:06  
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・長年、山崎さんのファンです。 

以前はマルクス主義に影響されて「我々は資本に搾取されつづける」と悲観していました。 

労働者タイプBのように「今や資本家も油断するとカモになるのだという事実は、是非マルクスに教えてあげたい。案外喜ぶかも知れない」と茶目っ気たっぷりな山崎さんに救われました。 

取り換えのきく人間として被害的に生きるより、資本を搾取するつもりで生きていったほうが人生有意義ですね。 

書籍も買いましたが、ネット記事にも惜しげもなくたくさん公開してくださっています。 

山崎さん、本当にありがとう。 

 

 

・起業してうまくいく人がどれだけいるだろうか。自社株やストックオプションで大金を得られる人がどれだけいるだろうか。 

 むしろ、起業したりストックオプション狙いで零細企業に就職する人の多くが資本主義の養分になることが圧倒的に多い。 

 山崎元さんは会社を設立することも小さい会社に就職してストックオプションで大金を得ることもなかった。転職は多かったけど安定したところばかりだった。だからお子さんには自分ができなかったことをして欲しい、ということだろう。でも、安定した職を選んだ人が資本主義の養分を着実に吸い上げている、という状態はそう簡単に変化しないと思う。 

 

 

・金稼ぐために生まれてきたのかな?と素朴に… 

 

私はタイプAとよく間違われる新種じゃないかと想像笑 

 

金稼ぎ周辺に大した面白みを感じないため、日々の暮らしを支えるために、プライベートの本筋の邪魔にならないように仕事をしている。 

故に今ある金を増やすためのわざわざのイミフなリスクに興味は無いし、資本家の隙をつこうと彼らを観察するような暇人でもない。 

 

ただ、目の前のことに精一杯注力する事は私のプライベートの本筋に一致するので仕事は可能な限りキッチリする。 

故に職場ではいつも成績トップグループに居り、アベレージ以下になった事は1つの職場でしかなく、その職種にはもう就かないと決めている笑 

 

一度全社と喧嘩して退職させられた事があるが、給与が飛躍アップし、仲間にも恵まれる転職になった。 

 

本当のところは不明瞭だが、この記事を浅く受け取るとちょっと人間的な面で疑問符が拭えない様な生き方をする事こそ字数 

 

 

・何度読んでもわからない 

世界の養分とならないなら3億ぐらい持って息子に相続させれば良いし、息子は働かなければ世界の養分とはならない 

働くと言うことは世界の養分になることだ 

 

 

・>>「資本主義経済はリスクを取りたくない人間から、リスクを取ってもいい人間が利益を吸い上げるようにできている」 

 

記事の全てに同意するわけではないが、この一文は資本主義の性質を簡潔に表現している。 

 

 

・最後の方に書かれた記事見た覚えあるけど、「適度な」のレベルがけっこう攻めた割合だった 

 

 

・でも山崎さん自身は証券会社に勤務してヘッジファンドを立ち上げるとか起業しませんでした。 

 

 

・かなり端折った例だが、意味が分からない人はこれからも搾取されていくんでしょうね。 

 

 

・記事の通りに出来るならみんなその通りにしているよ。。。くだらない。。。 

 

 

・嘘くさい話。 

そんなに簡単ならみんなやってるわ 

 

 

 

 
 

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