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本質を問う「Why型質問」が苦手な日本人の大問題 本質を問う「Why型質問」が苦手な日本人の大問題

東洋経済オンライン 3/17(日) 17:32 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/23035ac666ff44262e465c8e6196ed7cfc82cd93

 

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日本人が質問下手になっている大きな影響を及ぼしている要因は、伝統的な「What型」の人材育成であることや、日本のビジネスの現場で「なぜ?」というWhy型の質問があまり歓迎されてこなかったことが挙げられる。

日本人は学校教育から質問が苦手であり、What型の知識詰め込み教育が影響している。

これに加えて、Why型教育は双方向であるため、質問がない状態が放置されないことも影響している。

これらの要因により、日本人はWhy型の質問が苦手で質問下手になっているとされている。

(要約)

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日本人が質問下手になっていることに大きな影響を及ぼしている要因とは(写真:Graphs/PIXTA) 

 

目に見える事象(What)の「向こう側」には、必ず目に見えない理由や背景(Why)があります。ビジネスコンサルタントの細谷功氏は、Whyを考えることこそが「思考する」ということであり、Whatのレベルで「言われた通り」「マニュアル通り」「前例通り」の行動をとるのは思考停止でありと指摘します。では、どうすればWhyのレベルで考えることができるのでしょうか?  細谷氏の著書『Why型思考トレーニング』の内容を一部抜粋・再構成のうえ、ご紹介します。 

 

■「質問できるのは今のうちだけだぞ」の真意は?  

 

 OJTということで一つ思い出す言葉があります。それは、新入社員に対して使われる言葉です。私もよく言われた経験がありますし、逆に言った経験も何度もあるような気がします。 

 

 その言葉とは、「質問できるのは今のうちだけだぞ」というものです。読者の皆さんにも心当たりがあるのではないでしょうか。 

 

 大体新入社員というのは、仕事のはじめについた先輩から多かれ少なかれこの種の言葉をかけられます。その意図というのは「後になったら恥ずかしくて聞けなくなるから、今のうちにたくさん聞いておきなさい」ということですが、皆さんはこの言葉の本当の意味を考えてみたことがありますか?  「なぜ」質問は今しかできなくて、後ですると恥ずかしいのでしょうか。 

 

 私は、日本のビジネスの現場が伝統的に行ってきたのがWhat型の人材育成であることを非常に端的に物語っているのがこの言葉だと思っています。 

 

 実は職場での何気ない「質問」にもWhat型の質問とWhy型の質問の2通りがあるのです。 

 

 まずWhat型の質問とは、文字通り「○○って何ですか?」とか、「○○ってどこにありますか?」、あるいは「××さんて誰ですか?」といった、正解があってそれがたいていの場合簡単な名詞か短文で答えられる、言い換えれば選択式のクイズにできるような質問のことです。 

 

 

■What型の質問とWhy型の質問の違い 

 

 厳密に言えば2番目の質問の疑問詞はWhere、3番目の質問の疑問詞はWhoとなりますが、これらは全て「What型の質問」ということにします。 

 

 続いてWhy型というのは「どうしてこうなっているのか?」とか「なぜそういう計画なのか?」といった、文字通り「なぜ?」という理由や背景を問う質問のことです。 

 

 ここで、先ほどの「今だけしかできない質問」とはこれら2つのうち、どちらの質問か考えてみてください。明らかにWhat型の質問であることがわかるでしょう。 

 

 「経費の承認は誰に申請すればいいんですか?」とか「うちの会社ってどこに工場があるんですか?」といった質問は、確かに入社して5年もしてからしたら恥ずかしい質問と言えるでしょう。 

 

 つまり、OJTの世界で暗黙のうちに想定しているのはWhat型の質問ということなのです。 

 

 これまでの日本の会社(あるいはビジネスに限らず社会全般)では「なぜ?」と聞くこと、つまりWhy型の質問はあまり歓迎されませんでした。たとえば先輩からの仕事の指示に対して(たとえそれが単純に「理由を聞きたい」だけだったとしても)「なぜこれをやる必要があるんですか?」などと言えば、「つべこべ言わずにとにかくやれ!」ということになったでしょう。これ以外でもとかく「なぜ?」という質問はいい大人がすると煙たがられる質問でした。 

 

 ところが今求められているのがまさにこの「なぜ?」という質問なのです。 

 

 「なぜ?」というのは思考回路を起動するパスワードのようなものです。「なぜ?」を封印させるということは思考停止の強制を意味します。今改めてWhy型思考を導入する上でこの「悪習」にチャレンジしたいと思います。 

 

 What型の質問、Why型の質問というのが性質が異なるということは前項でおわかりいただけたのではないかと思います。 

 

 「性質が異なる」ということを見たときに、ここで一つ指摘しておきたいのが、「当たり前の質問」というものの位置づけです。当たり前の事象についてのWhat型の質問というのは「愚か者がすること」ですが、反対に当たり前のことに対してのWhy型の質問というのは極めて本質的なものになるのです。 

 

 

■「当たり前の質問」が、実は深いWhy型の質問になる 

 

 例を見てみましょう。 

 

例① 

 What型質問① 「空の色は何色?」 

 Why型質問① 「空が青いのはなぜ?」 

  

例② 

 What型質問② 「うちの会社の社長は誰?」 

 Why型質問② 「うちの会社の社長が○○さんなのはなぜ?」 

 ①、②とも、What型の質問を改めて身の回りにすれば「あの人一体どうしちゃったの?」ということになるかと思います。 

 

 ではWhy型の質問はどうでしょうか?  

 

 ①については、物理現象などについてかなりの理解がなければ説明することはできないでしょう。「空が青い」という誰でも知っている事実に関しての「Why?」という投げかけは、実に深いものになります。 

 

 続いてWhy型質問②を見てみましょう。 

 

 職場でこの質問がされるとすれば、恐らく「あの人は社長に適任ではない」ことの反語表現として用いられることが多いのではないでしょうか。ここでは「文字通りの」意味を考えてみると、極めて本質的なことが浮かび上がってきます。 

 

 「なぜ○○さんが社長なのか?」を問うてみることはその会社の出自やカルチャー、あるいは今の置かれた状況をあぶり出すことになります。その人は創業者なのか?  そうであれば「なぜ」今の事業を始めたのか?   

 

 「なぜ」別の事業ではだめだったのか?  その人は総務・人事・企画部門出身なのか、あるいは営業部門出身なのかの問いからは、その会社が「管理中心」の大会社なのか、あるいは「営業中心」の会社なのか、はたまた技術部門出身であれば技術をコアとする会社なのかといったことがわかるでしょう。 

 

 そして現社長は「花形部門」を歩いてきたのか、あるいは「裏街道」を歩んできたのかを見れば、会社が直面する課題や向かおうとしている方向性(既存路線の延長なのか、抜本的なパラダイムシフトが必要なのか)もわかってくるでしょう。 

 

 このように、Why型の質問というのは一見誰もが疑いもしない疑問であればあるほど本質的な疑問を投げかけ、課題の深層に入っていくことができるのです。 

 

 今私たちに求められているのは、こういった「Why型の当たり前の質問」なのではないかと思います。日本人は学校教育時代から質問が苦手です。これは伝統的What型教育のなせるわざであるところが大きいと思いますが、Why型思考を身につけていく上で必ず越えなければならないハードルではないかと思います。 

 

 

 一見子供じみた質問を一笑に付さずに真剣にゼロベースで考える力というのが、これからますます必要になってくるでしょう。 

 

■なぜ日本人は質問が苦手なのか?  

 

 ここで「なぜ日本人は質問が苦手なのか?」ということを考えてみます。 

 

 まず、もともと日本人は比較的見知らぬ集団に入ると寡黙になるという「ムラ意識」というのが影響していることは間違いないでしょう。「国際会議で難しいのはインド人を黙らせることと日本人をしゃべらせることだ」というよく言われる話(ジョーク)も、この一面を表しています。 

 

 こうしたベースとなる理由に加えて、ここではWhy型/What型という観点でこの疑問を解明してみたいと思います。 

 

 What型の質問とWhy型の質問の特徴は、まとめれば「What型質問は愚か者がすること」であり、「Why型質問は本質を解明するためのきっかけになる」(質問しないのは思考停止と同じ)ということでした。 

 

 知識詰め込みのWhat型教育で質問をするということは、ちゃんと聞いていなかったか、頭に入れられなかったかのどちらかですから、質問することは基本的に後ろ向きかつ恥ずかしいことになります。 

 

 これに対してWhy型の質問というのは、ここが全てのスタートで、考えるという行為の第一歩であるというのはこれまで述べてきた通りです。こうした点を考慮しても、日本人の質問下手の大きな要因としてWhat型教育の影響が大きいのは間違いないと思います。 

 

 それに加えて、「What型教育は一方向でもよいが、Why型教育は双方向でなければならない」ということもあるでしょう。What型教育では、最悪、教える側が一方的にしゃべりまくれば一定の目的は達せられたことになりますから、そこでたとえ質問がなくても問題はないわけですが、Why型教育というのは双方向ですから、質問がないという状態が放置されることはないはずです。 

 

 Why型/What型の観点から見ると、これら二つの要因が日本人が質問下手になっていることに大きな影響を及ぼしていると結論づけられるでしょう。 

 

細谷 功 :ビジネスコンサルタント、著述家 

 

 

( 150239 )  2024/03/17 23:58:51  
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・Why型の質問に対して、日本人が苦手な傾向やその背景が述べられています。

日本人がなぜWhy型の質問に対して避ける傾向にあるのか、なぜそれが問題とされるのかが考察されています。

また、Why型の質問を通じて本質を探ることの重要性や、日本人がそうした問いに対してどのように振る舞うのかに関する話題も含まれています。

 

 

(まとめ)

( 150241 )  2024/03/17 23:58:51  
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・Why型の質問というのは一見誰もが疑いもしない疑問であればあるほど本質的な疑問を投げかけ 

下手すれば少し変わった人… 

でも、自分で疑問を持って考える、調べる…癖つけるのは大切だと思います。 

今までの通例や常識がなぜそうなのか? 

じゃあ、そうじゃないといけないのか? 

他に代用出来ないのか… 

カット出来ないのか… 

常に考える…難しいですよね。 

 

 

・なんでですか?って聞くと、あからさまに機嫌悪くなるからね。 

 

たぶん、聞く相手が何故その仕事をするのか分かってないからだと思うんだよね。 

 

何故やるかの真意を理解せずに他人に落としているから、何故かを聞かれると防衛反応としてキレる。 

 

いいから黙ってやれ。やる気がないのか? 

 

そういうことじゃなくて、目的に応じて最適なやり方や示し方を選択したいからなんだけどね。 

 

 

・what型の教育だけでなく、なら分かりますが、what型の教育という土台なしにwhy型の教育ってどうやるのかという本質的な議論になっていない、説明だけだらだらして中身のない記事になってますね。つまり、記事の作成者本人がwhy型の思考ができていないというオチでした、と。 

あと、日本人はとかいってますが、欧米の会社でその質問して相手が懇切丁寧に業務必要理由を語ってくれますかね。アメリカなら面倒な相手(部下)は割と首になりますよ、上司の評価が雇用に直結するんで。 

それと、とりあえず、why型の質問しないのと喋らないのは関係ないんで因果関係さえまともに理論構築できない方が何を語っても説得力がないと思うんですが。 

なお、そのwhy型教育が普及したらこの方は失業する羽目になると思うんですが、いいんですかね。だって、このコンサルを「何故必要?」となったら、ねぇ? 

 

 

・日本人ほど二枚や三枚では飽き足らず、十枚、二十枚舌を持っている民族も珍しいかもしれないとちょっと思っている。 

 

そんなこと絶対ないという人が多そうだ。 

 

しかし、私が言っているのは言ってみればダブルスタンダード、トリプルスタンダードが行き過ぎて何十ものスタンダードが重なった状態が日本文化として定着してしまっているから、殆どの人はそれをそうだと認識しないという意味である。 

 

右の人には右の人に合わせた言葉を出し、左、前、後ろにそれぞれする。 

自分を持たない割合の大きい民族なので必然と言えば必然。 

 

だから、論理建てて考える事が苦手な事がとても苦手な人が多いし、故にWhy質問なんて出ようものなら地雷率が異常に高い。ということではなかろうか? 

 

その点、欧米の人と話していると、それがある程度その人の恥ずかしさとか落ち度に繋がる事であっても、持ち帰って回答を用意する人の存在率が高い。 

 

 

・私も会社で何故を問う人なので、めんどくさい人だと思われています。 

けれど疑問を持たない人や疑問を表現しない人より、良い人生を歩んでいると思います。 

何故を突き詰めるのは人生において大切な事です。 

 

 

・チコちゃんに叱られるだね。 

なんで?って言われて戸惑う。 

あれは答え一つにしているけど諸説ありますって注意書きがあることが多い。考えるきっかけにはなる。 

ネタに困って変なこと言っているなって時も増えたが、最初はスルーしがちだなってなるほどと思った。 

中学校あたりまで何故って聞くとそういうものだと思いなさいって言われた気がするけど、だんだん何故っていうのか重要になっていく。 

仕事では何故?が説明できないとわかったことにならない、仕事が回らないことが多い。製造業だからかな? 

他を知らないからわからないけど。 

 

 

・教科書に書いてあることしか教えられない先生から教わって、丸暗記みたいなことを勉強だと思ってきたから、マニュアルに書いてあることしかできない、先輩に言われた通りにしかできない、根拠はなんとかさんがそう言ってたから。 

 

本当は受験勉強とは論理的思考力を問うもので各教科はそのネタなんだけどな。 

 

 

・Why型質問で本質がわかると思ってんのが危ないんじゃね?Why型質問でわかるのは聞いた相手の立場に応じた「都合」であって「本質」かどうかは怪しいもんだし。What型質問で客観的事実を収集して本質がなにかを考えないとダメなんじゃね? 

 

 

・大事な事なので(略) 

 

本質というか、大抵のビジネスでは100点満点の正解なんて存在しないから、 

みんな「腹落ちする理由」が欲しいのだろうなぁ、とは常に思っている。 

 

 

・Why型の質問をすると不機嫌になる奴が多いからだろ。 

その原体験が親だったり教師だったりする。 

質問された方は「何故?」と聞かれることで自らの無知を他人から指摘されているように感じるからキレ始める。 

 

 

 

・何故変更したのか聞いたらなんかムカつかれた時あるなー。 

単純に理由が知りたくて聞いただけなのに、今のやり方に従ってください!!!とか言ってきて、どした??ってなった笑。 

年配の下っ端の人だと、why型の質問=反論、反発ってとらえる人もいるみたい。 

 

 

・ビジネス界隈では、トヨタ自動車の<トヨタ式5W1H>が有名ですね。 

 

トヨタ式5W1Hとは、 

「なぜ(Why)・なぜ(Why)・なぜ(Why)・なぜ(Why)・なぜ(Why)・どうやって(How)」。 

「『なぜ』を繰り返せば真因がわかる」という考え方です。 

 

 

・「何故ですか?」に対する定型の回答は 

「口答えするな。やる気がないなら帰れ」だからね。 

理由について考える時は言い方に注意しないと普通に拒否だと捉えられる。 

 

 

・why型質問を受けるのも苦手だよね。 

たぶん、忖度するのは教えられている側だから、嫌がられる、面倒がられるとわかっていたら、質問なんてしない。 

 

 

・業種によるのかね 

目的を確認せず仕事始めるなんてしたことないや 

初期の方向間違ってると 

比喩じゃなく首吊らないといけない損失産むでしょ 

 

 

・前後で対比型になってるタイトルなのかと思ったら 

大事なことなので2回言った系タイトルだった 

 

 

・why型質問が重要なのは理解できますが、「日本人」っていうやたらでかい主語は必要なんですか? 

これは日本人特有の問題なんですか? 

 

 

・違うよ。Why型質問をさせない日本人が問題なんだよ。遠回しに『いいかわかったな』だから、そういう質問するなって言ってるのと同じなんだよ。私はそれでもするから煙たがられてるけどw 

 

 

・why型の質問~5段階なぜなぜ分析の悪夢を思い出すから 

自重している説を推したい 

 

 

・なんなんだこのこねくり回されたコンサル構文は・・・・ 

いかにも使い物にならないコンサルが言い出しそうな文章なんだが。 

 

ビジネスコンサルタントなの??? 

 

 

 

・>本質を問う「Why型質問」が苦手な日本人の大問題 本質を問う「Why型質問」が苦手な日本人の大問題 

 

「大事なことなので2回言ってみました」ってか?w 

 

 

・打ち合わせや会議の度に役員からの「なんでなんで」攻撃をくらってますよ。 

 

 

・この記事のタイトルの本質を問いたい 

 

 

・なぜタイトル2回同じこと言う? 

 

なにか目的でもあるのかな 

(言い換えてみました) 

 

 

・タイトルが秀逸。全ての日本人に「why型質問」を想起させる 

 

 

・なぜ? 

なぜ繰り返しの表題? 

 

 

・厚切りジェイソン推しなんですかね。 

 

 

・タイトルなんで二重? 

 

 

・ろくにタイトルチェックしない方が大問題では 

 

 

・主語が大きい記事は大体ハズレ 

 

 

 

・タイトルなんで2回言ったの? 

 

 

・主語デカいと読む気無くす 

 

 

・Why型質問、何でタイトルが連呼?。 

 

 

・むやみやたらな「何故」こそ思考停止の愚者の行動 

そもそも何故に「何故」と問い何をしたくそれをするのか 

己自身が「本質」を分かっていないのに本質を問うと言う頓珍漢 

 

 

 

 
 

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