( 200016 )  2024/08/09 16:46:28  
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今、「円キャリーバブル崩壊」で超円高になるのか?注目したいかつての事例との比較、もう「貿易黒字大国」ではない

Wedge(ウェッジ) 8/9(金) 5:02 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/993ab511fe263edf86487040ce7d53c09bdbd134

 

( 200017 )  2024/08/09 16:46:28  
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日銀が利上げを表明して以降、株価は不安定な動きを見せている。

金融市場では、「円キャリー取引を背景とする円安バブルが崩壊した」という説が広がっているが、筆者はこの説に疑問を抱いている。

過度に円キャリー取引の影響が強調されすぎている可能性も指摘されており、他の要因も考慮すべきだと述べられている。

現在の日本経済の需給環境は以前の円安時期とは異なっており、過去の経験だけで現在の展望を判断するのは難しいとして、慎重な姿勢を示している。

(要約)

( 200019 )  2024/08/09 16:46:28  
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日銀の利上げ表明後、株価は乱高下している(新華社/アフロ) 

 

 日銀のわずか+15ベーシスポイント(bp)の利上げを契機として本邦金融市場は歴史に残る大荒れの様相を呈した。議論すべきことは沢山あるが、今回の本欄では為替市場に対する所感を示しておきたい。 

 

【図表】ドル/円相場と日米金利差 

 

 金融市場では、今回の大混乱について「円キャリー取引を背景とする円安バブルが崩壊した」という解説が支配的になっているようだ。しかし、これについて筆者は小さくない違和感を覚えている。 

 

 「円キャリー取引を背景とする円安バブル」というのは具体的には「低金利の円を起点として世界の資産価格が支えられていた」という趣旨だが、今回の大混乱があってから急に目にするようになった説でもある。確かに、日本株については「円安ゆえに押し上げられている」という争点はかなり指摘されてきた部分であり、特に4月以降の円安・株高は日米金利差から大きく乖離した局面であったため、かなり危うさを感じるものではあった。その乖離を埋めるように円高が進み、日本株も調整を強いられているという説は相応に納得感がある(図表(1))。 

 

 だが、米国を筆頭として欧米株価の行方も円金利、具体的には日銀の政策運営に委ねられていたという解説は少なくとも筆者は寡聞にして知らない。これはただの後講釈で、米7月雇用統計の強烈な悪化を受けて米国株が調整を強いられているという方が腑に落ちる話である。 

 

 円キャリー取引を起点とするフローは一因であったとしても、主因なのかどうかは確証がない。今回、8月2日や5日に株式市場が崩壊してから「600兆円の円キャリー取引が円安と世界の株高を引き起こしていた」という解説が突発的に増えた。これが半分調整されたとか、まだ3割しか調整していないとか色々な解説がここにきて飛び出している。 

 

 しかし、それほど巨大な数字(600兆円)を年初来の円安局面にまつわる解説で見たことがあるだろうか。少なくとも筆者はない。 

 

 それほど単純な理由で円安が起きていたのならば、なぜ誰も指摘しなかったのか。なぜ、国際収支構造の変容や新NISAにまつわる「家計の円売り」がこれほど為替市場の注目されてきたのか。ひとえに、それ以外に持ち出せる説がさほど多くなかったからではないのか。 

 

 もちろん、円キャリー取引(≒日米金利差)は円安の一因であったに違いない。しかし、今回の日銀利上げを極度に嫌気する機運の中、必要以上にその威力が強調されている恐れはある。 

 

 常々指摘しているように、金利差にまつわる取引は方向感に影響を与えるため、円キャリー取引の拡大と縮小は相場変動に当然影響がある。しかし、現時点でその説に過度に傾斜することも慎重でありたい。 

 

 

 そもそも円キャリー取引という取引戦略は定義が曖昧だ。よって筆者はその言葉の使用を極力避けるようにしている。煎じ詰めれば「低金利通貨を借りて、高金利通貨に投資し、安定的に金利差を得る取引」ということになるのだろうが、その定義に従えば外貨普通預金も円キャリー取引になる。 

 

 歴史的な話をすれば「円キャリー取引を背景とする円安バブル」は2005~07年に注目された相場現象であり、07年8月のパリバショック、08年9月のリーマンショックを経て巻き戻しが始まり、その後の超円高局面に繋がっていった。この時も「円キャリー取引の規模感」は各所でさまざまな試算が講じられたが、実際、精緻な数字を出すことは難しかった。 

 

 当時、筆者も外為証拠金取引(くりっく365)などからイメージされる円売り、IMM通貨先物取引における円ショート、国際決済銀行(BIS)で確認できる円建て国債与信統計などを積み上げることで疑似的に円キャリー取引の規模を推計していたが、結局、さほど高い精度は得られないという結論に達した。現在、市場でよく目にする600兆円の真偽は定かではないものの、やはりそれほど巨額の数字で、しかも確固たる裏付けがあるならば、事前にもっと話題になっていたのではないか。 

 

 こうした投機的取引にまつわる論点は日頃引用しているように、IMM通貨先物取引における円にまつわるネットポジションを代理変数として着目すれば十分というのが筆者の認識であり、現時点(7月30日)では直近ピークであった7月上旬から6割が巻き戻され、4割が残っているというイメージが得られる。当然、8月2日以降にはさらに巻き戻しが進んでいるだろう(図表(2))。 

 

 だが、東日本大震災後の超円高を引き起こしたと言われた「損保のレパトリ」も後日、財務省統計を通じて存在しなかったことが明らかになったように、真偽は別にして、相場の熱狂時は「皆がそう思えばそうなる」というのが金融市場でもある。百歩譲って「円キャリー取引を背景とする円安バブル」はあったということにしておこう。しかし、この点についても特に想定外ということはない。 

 

 筆者はハウスビュー(投資見解)などにおいて「現状で円が買われる理由は『売られ過ぎたから』くらいしかない」と述べてきた。震度はさておき、円キャリー取引の巻き戻しというのは「売られ過ぎたから」の結果そのものである。 

 

 

 問題はキャリー取引に象徴される投機的なポジションの巻き戻しが完了し、ポジションが完全に中立化した時の水準をどう考えるかである。その時、円を買う理由は果たして残されているだろうか。 

 

 水準を考察するには需給分析が必要になる。05年から07年にかけてキャリー取引の生成と崩壊が指摘されていた頃、借りられる側の低金利通貨(以下調達通貨)の代表格が円とスイスフランであり、ドルですら豪ドルやNZドルをターゲット通貨とする調達通貨と呼ばれている時代だった。 

 

 その中でも円は低金利の安定が見込まれたゆえ、調達通貨としては大人気だったわけだが、同時に世界有数の貿易黒字大国の通貨でもあった。よって、仮にドルを筆頭とする海外金利が引き下げられるようなことがあれば、一気に円高に行くのではないかという懸念は常にあり、実際にそうなった。 

 

 具体的には08年から12年に至るまでの5年弱、日本経済は超円高に苦しめられ、その為替に対する怨嗟がアベノミクス下での異次元緩和として結実したという見方もある。この05年から07年にかけては「世界有数の貿易黒字大国の通貨」であったという事実は当時と現在の日本を比較検討する上での最大の相違である。 

 

 当時は「拠って立つ自国通貨買いの需給が存在した」のである。05年から07年にかけての日本では薄型テレビに象徴されるような民生家電の世界向け輸出が好調であり、経常黒字における貿易黒字の存在感もかなり大きかった。また、円安が輸出増を通じて生産・所得・消費の好循環に繋がるというチャネルが活きていたのである。 

 

 具体的に数字を見ると、05年から07年の3年間の累積では、経常収支が約+64.0兆円で、そのうち貿易収支が約+37.0兆円、サービス収支が約▲12.2兆円、第一次所得収支が約+42.6兆円、第二次所得収支が約▲3.4兆円であった。貿易でも投資でも外貨を稼ぐ「未成熟な債権国」である。 

 

これに対し、21年から23年にかけての3年累積の数字を見ると、経常収支が約+49.1兆円で、そのうち貿易収支が約▲11.2兆円、サービス収支が約▲13.3兆円、第一次所得収支が約+81.0兆円、第二次所得収支が約▲7.4兆円であった。貿易では稼げず、投資で外貨を稼ぐ「成熟した債権国」である(図表(3))。 

 

 

 双方の時代とも経常黒字大国には違いないが、第一次所得収支黒字の過半は円買いとなって還流することはせず、証券投資収益や再投資収益という名目で外貨のまま国外に滞留していると疑いが強い。この点は過去の本コラム「唐鎌大輔の経済情勢を読む視点」でも何度か議論している通りだ。 

 

 そもそも実需環境として円高に振れるだけの貿易黒字を抱えることができていたのが05年から07年である。円安に呼応して輸出を増やすだけのパワーがまだ日本経済にあったので、円安バブルと形容されたことも多少は頷ける部分もあった。 

 

 実際、当時の日本経済は、過去最長であった「いざなぎ景気」(57カ月間:1965年10月~1970年7月)を超え、戦後最長の「いざなみ景気」(73カ月間:2002年1月~2008年2月)の最中にあったと認定されている(これについてもさまざまな議論はあるが、一応、公式にはそういうことになっている)。少なくとも現在と比較すれば、当時は円安が輸出を基点に実体経済へ恩恵をもたらしていることが見えやすかった。 

 

 片や、21年から23年についても円安バブルだったという評価が今、議論されているわけだが、日本経済の好調を指摘する向きは乏しく、むしろスタグフレーションの疑いがかかっている。強いて円安バブルがあったとすれば、それは株式市場や不動産市場を筆頭とする資産価格の話であって、実体経済は円安経由の物価高で逆に苦しんでいる実情がある。円安・資産価格バブルという方がしっくりくるかもしれない。 

 

 要するに現在は前回円安バブルと言われた05年から07年とは円の需給環境が全く異なっている。米国の利下げを迎え撃つこれからの展開を検討するにあたっては、その辺りの相違を考慮する必要がある。 

 

 紙幅の関係上、議論は割愛するが、実は日本は貿易赤字国として米国の利下げを迎えた経験がほとんど無い。19年7月以降の米連邦準備理事会(FRB)利下げが貴重なサンプルとして挙げられる。 

 

 直後の同年8月こそ確かに円高になったが、この年を最後まで見ると「3回利下げして3円程度円高になる」といった程度の動きだった。もちろん、蓄積しているポジションや米国経済の状況が違うため単純比較は困難だが、需給構造だけを見れば05~07年の日本と21~23年の日本はほとんど「別の国」と言っても良い。多額の貿易黒字を抱え、多くの実需の円買いを誇った前者の時代と異なり、現在は統計上の黒字があっても実需の円買いはさほどではないという見方は多い。 

 

 簡単に図式化すると、当時は図表(4)における(1)から(2)への移行だったが、今回は(3)から(4)への移行となる。今次局面は「実需の円売り」が残ってしまう分、円高の震度は異なるのではないか。少なくとも05~07年の経験になぞらえて、超円高局面が再来するかのような言説にはまだ慎重でありたい。 

 

唐鎌大輔 

 

 

( 200018 )  2024/08/09 16:46:28  
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円キャリーの総額や今回の世界的な株価調整に対する懸念や影響についての意見や疑問が多く寄せられています。

多くのコメントが、円キャリートレードや為替取引についての認識や懸念を示しており、為替の動向や経済政策に対する不安が反映されています。

また、日本の経済状況や政策に対する批判や提案も多く見られる一方、円高や円安などの為替変動が企業や市民に与える影響についての意見も見られます。

 

 

(まとめ)

( 200020 )  2024/08/09 16:46:28  
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・円キャリーの総額は以前の調査で20兆ドルという数字も出ていて総額がいくらかわからない。今回の世界的な株価調整は円キャリーの巻き戻しというのはアメリカでは定説になっている(Bloombergなどでyen carry やUnwindingという言葉をほどんどのアナリストが使っている)が、円キャリーの総額がいくらで、今回そのうちのどのくらいが巻き戻されたのかを知りたい。外貨メインで投資している人にとってはそれがとても大事なので。 

 

 

・実需の円売りドル買いだけでは、これほど急激な変動は起きないと思います。円キャリー取引の問題なところは、円を借りてドルを買い、そのドルで買った米株を担保にまた円を借りる、ということが繰り返され、何十倍ものレバレッジが発生すること。ここで円高要因が発生すれば、損が発生するのでこれが一気に巻き戻されます。このようなレバレッジ取引が、急激な円安→円高の動きになったのでしょう。 

 

 

・貿易黒字であれば国内経費支払や国内賃金支払いなど国内実需に繋がり、自国通貨買いと自国通貨高に繋がります。しかし、貿易赤字であれば支払いのために海外通貨買いが必要になるため自国通貨安に繋がります。所得黒字は国内経費支払や国内賃金支払いに繋がらないため、外貨のまま貯め込まれて自国通貨安に繋がります。経常黒字を出していますし、政府が国内市場を通じて外貨を確保できるため致命的な通貨安にはならないですが、不安定にはなります。通貨安定には貿易黒字が必要でしょう。輸出品や輸入の代替品の増産が必要です。 

輸出品や輸入の代替品の生産には何に使えるかわからない基礎研究と、使途を着想したが、顧客と技術が合致していない段階を詰める応用研究が必要です。国費の支出が必要です。民間投資家や近視眼的で緊縮主義のな官僚はすぐ確実な成果を求め、引っ掻き回して潰す悪趣味な人形遊びを対策と言ってきたのも今まで30年でしょう。 

 

 

・狼狽売り大歓迎です。 

ここんとこ数年高値維持で本当にやりにくかった。 

株価はやっぱ騰落してこそです。 

恐怖は買い、まだまだ恐怖が足りてないんで、もっと混乱して人間の行動が単一化されてからやっとチャンスが生まれる。 

証券取引は多くの人が少しずつ損を貯め込み一部が利を得る構造になってますので、集団心理を読んで賢く手を出すべきものです。 

 

 

・素人の自分には円キャリートレードがここ数年の急激な円安の原因だという理由がいまひとつわかりません 

低い金利の国で借りて高い金利の国で運用する。もし外資がこれをやるなら、為替については安定的であることが必要じゃないのでしょうか。 

急激に円安に振れたら利益が吹っ飛ぶような気がするのですが、為替ヘッジをつけるにしてもそのための手数料は高額になるでしょうし、急激に円安に振れる中でポジションを増やす理由がわかりません。 

 

 

・日本のCPIと政策金利の乖離、米国は逆の乖離があり、 

日本円を持つ事がデメリットだったから 

円安になっていた。 

これを是正する動きが出てきたので円安が一部 

解消されただけだと思う。 

ただ乖離は残ると思うので、今の調整で終わりかと。 

円高に振れた結果日本のCPI上昇が鈍化するかが 

次の為替変動要因かな。 

 

 

・世界の国際決済通貨を持つ主要国のうちゼロ金利、異次元の量的緩和を続けてきたのは日本だけ。つまり世界の緩和マネーは日本が提供していたという事。だから、アメリカも物価高の中なかなか超高金利でもリセッションに入らず持ちこたえていたという点は見過ごしてはならないです。 

 

 

・ただ実際の円高対策としては、何をすればいいんだろう。自分は全世界株式のETFを持ってるけど何もしてない。 

FXでドルの売りポジションを作るとして、さすがに160円まで戻る(ドルが11%上昇する)ことは考えにくいので、レバは5倍で安全か。 

今後の金利差は、25年末に米金利が中立金利の3%まで下がるとする予想が何となくもっともらしく感じる。根拠は無いけど。 

とすると期間は1年半で、金利差は現在が5.25-0.5=4.75%で、来年末が3-1=2%とかか。日銀は今年あと1回、来年も1回は利上げするだろうけど、1%を超えるのは何となく抵抗が大きそう。 

平均の金利差を、4.75と2の台形を1.5年で割ると考えると3.375%。145円でドルの売りポジを作るなら、7.3円以上の円高=137.7円 になれば採算が取れる。 

でもひたすら全てが面倒くさい。この計算にも全く自信が無いし。結局何もできなさそう。 

 

 

・先進国が軒並み貿易赤字なのは製造業が海外移転しているからで、現在の日本はその典型である。貿易外収支がそれを補って経常黒字になっているのだから貿易赤字を円安の理由にする議論はおかしい。 

はっきりしていることは金利は国内事情だけでは決められないということで、現に米国が金利を上げ始めたら主要国は軒並み利上げに転じて自国通貨の価値を守ろうとした。日本だけそれに追随しなかったことが日本円危機の最大の原因である。 

さらに製造業の海外移転がほぼ完了しているのに超円安でゾンビ企業を温存してデフレ脱却しようとした馬鹿な政治家が火に油を注いだことも忘れてはならない。 

 

 

・為替は結果であって目標にはなりません。これは予想していくことしかできません。 

これは実施すべき政策目標では「雇用」が優先されるからです。物価上昇率目標はこれに基づいて設定するし、政策金利もこれに基づいて決められていきます。 

最近の欧米が政策金利を高くしてるのは、物価上昇率が過剰だからです。対して日本が政策金利を抑えなくてはならないのは物価上昇率が低いからです。これらも「雇用」を見てるのです。 

ここで海外に追随して金利を上げるべきというのは「為替」を目標とした意見で、実体経済(雇用)を無視したものです。実際に今の日本が金利を上げるのを急げば雇用が落ちるだけです。 

 

現在の日本が貿易赤字なのは、製造業の海外移転の比率が高いからです。しかし経常収支が黒字なのは、成熟した債権国になってるのと先に述べた製造業の海外活動の大きさに依ります。 

この形態に至った今は、為替は円高にふれ難いのです。 

 

 

 

・日本の貿易が赤字であっても、それをカバーできる資本収支の大幅な黒字があるならば、貿易黒字と同じ円高現象が起こると思う。 

 物を作って売って輸出する黒字は認めるけど、投資で儲けた黒字の円高効果をカウントしないのは、おかしいと思います。少なくとも、今後3年間ぐらいは円高傾向が続くと思います。 

 日本が超円安になるのは、国際収支の赤字が数年間続いたときだけだと思います。 

 

 

・円安によって小麦や燃料など原材料価格が上がり、物価の高騰に国民は苦しんだ。 

しかし、実はトヨタなど輸出企業は円安によって創業以来の利益をあげ、株価も爆上げした。 

しかし、企業はその利益を内部留保に留め、還元額もわずかだった。 

経団連も口では問題だとは言いながら、本心は嬉し泣き状態だった。 

しかし、トランプ発言や利上げにより円高になると大騒ぎ。日銀総裁も利上げ延期発言などして企業を支援。 

円高になっても価格を下がる気配もない。 

 

日本の経済は一部の富裕層に牛耳られており、一般市民は農奴階級だと思われている。 

 

 

・日本は2010年頃からすでに貿易では稼げてない、そこからデジタル赤字も拡大していて、これは為替取引を伴う実需の円売りです、国内の富がどんどん流出してます、帳簿上の経常黒字では国民はモノは買えない 

 

日本は30年間物価も賃金もGDPも成長していなのに、他の先進国は2倍になってると嘆いてます、ところがこれは全てドル建ての数字でその順位です、仮に80円の円高で計算すればドル建ての物価も賃金もGDPも2倍になるわけです、300円なら全てドル建ての数字は半分になります、円安がいい、経済にメリット、円安こそ正義、円安が日本を救う、300円でも上等と言って自国通貨安に誘導してきて、当たり前のようにドル建ての経済指標は下がっていくのに、批判する時はドル建てで成長してないと言う、これは完全に経済オンチ学者の一人漫才でしょう 

 

 

・この記事を書いた唐鎌氏の著作「弱い円の正体」を読みました。今日本は貿易黒字国ではなく貿易赤字国。新時代の赤字と言われるデジタル赤字、外資コンサルティングサービス赤字、研究開発サービス赤字が累積して日本を貿易赤字国に押し下げています。GAFAMなどの上方サービス赤字は2030年には8兆円に拡大し原油輸入額を超える規模になることが予測されています。日本が誇る経常収支黒字も現実には海外資産に再投資され円となって戻ってくるのはごく一部という。つまり日本は慢性的な円安基調にあるという。ついこの間までは円安によって物価が上がるので利上げをすべきだという論調が主流でしたが、円キャリーが終わり円高傾向になったとしても慢性的な貿易赤字体質から物価が目に見えるほど下がるということは無いと思われます。 

 

 

・今回のキャリートレードバブル崩壊は、前回と同じく7月12日に為替介入があり、円高にふれたところで、多くの投機家達が大量の円売りを再度入れて円安を待っていたところ、日銀のサプライズ利上げがあり、金利を1%以上に急激に上げる可能性とアメリカの利下げを想定させる経済指標が続々と出てきた事から、円キャリートレードが急速に解消され始めたところに端を発する。レバレッジを大量にかけていた投機家達が一斉に引き上げたから、証拠金が足りず、資産を売り始めたところに株価が暴落、更に円高に触れて一般人を巻き込んで証拠金不足を引き起こして強烈なパニック資産売りを起こした。その結果、かなりの投機家や個人投資家が大損し、証拠金不足を取り戻すために大暴落につながった。特に日中韓の株価が大暴落した事から、日中韓の投機家と一般投資家達が大パニック売りを起こしていたと思われる。 

 

 

・個人的には一番の懸念事項は米株、経済の行方 

最近は不確定要素が多すぎるし 

 

それに貿易と投資どちらでも金を稼ぎてる 

地に足着いた経済を未成熟な債権国といい 

貿易では他国に依存するような状態は 

成熟した債権国なのか?今の日本は油断してると 

製造業という国家の基盤が腐り崩れて 

しまうかもしれない 

 

株は自己責任です、暴落して狼狽売りを 

強いられないためにも余剰資金で行いましょう 

 

 

・今頃焦っている。「悪い円安論」を大声で叫んでいたことを消し去りたいと藻掻いている。 

異次元の金融緩和が10年以上続いたから、円キャリートレードの残高は、600兆円程度では済まないかも知れない。ここ数年分をカウントしただけかもしれない。 

驚いたのは「円借入⇒ドル債投資」だけと思っていたら、「円借入⇒株式も含め幅広く投資」との報道が出たこと。レバレッジの手法そのもので、手持ち資金の何倍もの借入を起こすやりかた。低金利かつ円安局面では極めて有効な投資手法。例えば、10億の元手がある。90億を1%の金利で円借入して、100億で投資する。5%の運用益なら1年で5億。金利0.9億を差し引いたら4.1億。10億の元手で4.1億の利益になる。運用成績41%となる。これが成り立つのは「ドル円レートが横ばいか、円安に向かっている局面」だけ。円高になれば逆に、梃子が働き大損。日銀が円高歓迎なら手仕舞いしかない。 

 

 

・経済界も政府も円安を望んでいたが、自国の通貨が安いより高い方がよくないですか?人口減の日本では、大手企業は円高を利用して海外の企業を買収して海外進出できるし、中小企業は輸出より輸入してる企業の方が多いのでは?給与増えなくても円が強くなれば、アメリカ人から見たら給与増えてます。今は給与少し上がってもアメリカ人から見たらアベノミクス始める前から日本人の給与2/3に減っていますよ。フィリピン人やタイ人、インドネシア人に安い国日本なんて言われたく無い!アホノミクスなんてしなければこんな国にならなかった。これだけ金融緩和しても2%のインフレ達成できなくて、世界インフレの中で達成しただけ。2015年迄に達成する約束ができない時にやめておくべきでした。もちろん黒田もお亡くなりになったお方も責任取って辞任してもらって。トップが責任感なさすぎな国日本! 

 

 

・円キャリー説は散々言われていました。著者が大きな思い込みに囚われて注意を払っていなかっただけです。これが「盲点」というもので、人は自分で思っている以上に何かをこれと決めつけてしまうものです。しかし著者はまだ思い込みから逃れられていません。それは日本は輸出大国ではない、というものです。実際には日本は輸出大国であり、一時的に貿易赤字ですが大きな経常黒字と対外純資産を持つ国だということです。これらは近い将来確実に円高要因になります。自説を撤回するなら今のうちですよ? 

 

 

・個人的には7月~お盆までは毎年下げる傾向だし、急激すぎる変動なため円キャリーが崩壊したとは思っていない。 

現に一番低い位置からもう5円近く円安になっている。 

恐らくお盆明けからまた160円に向かっていくのではないかと 

 

 

 

・円キャリー600兆円という数字には大いに疑問を持っている。 

数兆円の介入で5円前後も動いていたのに、そんな規模の円キャリートレードが行われてドル円が160円に収まるとは到底思えない。 

 

 

・実際どうなん、円キャリー取引のお金の出どころは日本にある銀行っていう話で、その銀行を監視してる機関は知らないの? 

 

また、日本が為替の投機筋の動きを抑止する為に為替介入する時に1円動かすの1兆円って言う額から見て、今回の円安方向に動いた円キャリー取引の噂の額が累積額なら分からんでもないけれど総額って釣り合い取れてるのだろうか? 

 

株のようにう取引所を介さない為替取引、本当よく分からん。 

 

 

・今回の暴落は利上げになるタイミングを資金のある投資会社や投資家が虎視眈々と狙っていたのではないか。そしてこのタイミングにたまたま米景気後退懸念も重なり予想以上に下落、新NISAから始めて個別株を買ってしまっている初心者達の狼狽売りと投資家達の空売りで大暴落。初心者達は大損し投資家達は大儲け。その後日銀副総裁が余計な事を言って収束。 

 

まるでこれは出来レース。馬鹿らしくなった。 

 

 

・超円安になるとか超円高になるとか極端なタイトルで引きつけようとする記事がよくある。でも内容は適当なこと書いてるだけてす。 

紫色に髪を染めた女の大学教授が1ドル50円になると言い続けていましたが今は誰も相手にしませんね。 

 

 

・今の日本に何がありますか? 

外交の信用もなく、永田町の体たらく、 

大企業の信用のなさ。 

いつ崩壊してもおかしくないだけです。 

経済理論では読めない感情論的 

仕手戦が蠢いています。 

 

 

・せっかく一時的にでも円安解消出来たのに。 

 余計な一言で台無し。 

株価暴落なんて不祥事ない限り時間かけて持ち直す事が多い。 

 なら安くなった時点でNISAに及び腰だった層を参入させ外国人保有率減らせば資産の流出も少しは防げたのでは無いか? 

 

 日銀、政府が狼狽売り、ナンピンすんなよ!!! 

どっしり構える事も出来んのか? 

 

 

・物価高なので超円高を大歓迎です早く100円近辺に 

成るようにそうすれば物価高も落ち着いて来ると思う。 

 

 

・そもそも日本って輸出よりも内需の方が大きかったような?だから輸出よりも内需拡大した方がええんと違いますかね? 

 

 

・金融市場の原則 

 

中央銀行の役割 

 

この2点の知識が無い 

 

記事書きが多い事に 

 

あきれる。 

 

市場を操作しようとする事は 

経済対策では無いし、 

全く別の話だから・・・ 

 

 

・ハイオクガソリン高すぎなので、円高でいいっす。 

NISAはどっちにしろガチホなので、関係なし。今まで通りならいずれ上がる。 

 

 

 

・大手輸出企業は過去最高益とか出してるだろ 消費税上がって輸出還付金も上がった。 トランプはドル高円安を嫌う 

 

 

・FXのレバレッジが海外では1000倍に3000倍も 

10億円で1兆円〜3兆円動かせる!? 

 

 

・100円か110円でいいよ 庶民はデフレの円高が一番だし換算しやすいわ 

 

 

・日銀が迷走状態、信念がないからその場しのぎだね 

 

 

・マイナス金利が原因だと何故言わない? 

 

 

・円安推進派の馬渕磨理子の意見を聞きたいわ。 

 

 

・超円高?一体どこが? 

 

 

 

 
 

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