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「赤信号みんなで渡れば怖くない」が今も残る学校運営に辟易、福岡にある私立高校の「謎ルール」を即廃止した校長の真意

東洋経済オンライン 10/27(日) 13:02 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/d05123b0b5976a93d97460ef1f73ea3e92535023

 

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福岡の私立柳川高校の校長である古賀賢氏は、「隣の学校もこんなことやっているから」という理由で物事を決める組織は自律できないと指摘している。

絶校長として学校組織、教員、生徒を変革し、自らの判断で台風休校の方針を示すなど、自律した組織を築いてきた。

自らの判断基準を持ち、周りの学校に影響を与える存在であることが重要だと述べている。

また、組織を進める際には、話し合いの大切さと同時に、時にはリーダーが決断を下す「ハードランディング」も必要だと説いている。

また、変革を進めるためにはリーダーシップと突破力が不可欠であり、状況を打開する覚悟が求められると語っている。

(要約)

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「隣の学校もこんなことやっているから」「他の学校はこう決めたから」――そんな判断基準で物事を決めているうちは、自律した個人、組織にはなれません(写真:EKAKI/PIXTA) 

 

 少子化にもかかわらず、生徒数が伸び続けている福岡の私立柳川高校。 

 

 「絶校長先生」を自称すること古賀賢校長は、学校存続の危機から学校組織、教員、生徒をどう変えていったのでしょうか。 

 

 その方法や経験を3回にわたって紹介します。 

 

(本稿は『学校を楽しくすれば日本が変わる 「常識」をひっくり返した「絶校長」の教育改革』から一部を抜粋・再構成したものです) 

 

■校長になってすぐ感じた学校運営の違和感 

 

 あなたは自分のいる組織が抱えている問題点がどんなときに表に出てくるか、把握していますか?  

 

 日頃は見えにくいものが、イレギュラーな対応を迫られた場面であらわになります。僕が校長就任直後の柳川高校は、まさにそんな組織でした。 

 

 台風シーズンの8月、9月。福岡県は、台風上陸数1位(沖縄県は統計上「通過」の扱いだそう)の鹿児島県などに比べると、台風の直撃は少ない土地柄です。 

 

 それでも天気予報が台風接近を発表したら、学校は休校も含めて、どう対処するかを判断することになります。本来この判断は、それぞれの学校が独自に行うものです。 

 

 ところが、僕が校長になったばかりの頃、柳川高校では「隣の学校が休校にするから、うちも」という謎のルールが適用されていました。近隣にある公立の進学校が「台風接近のため、休校」と発表したら、それに沿って柳川高校もお休みになるのです。 

 

 僕はこのやり方に対して、強い違和感を覚えました。端的に言うと、嫌で仕方がなかったのです。 

 

 自分たちで考え、決定する力のない組織は弱い。よその学校の判断を横目で見て、追従するのは責任逃れでしかありません。 

 

 そして、その組織の問題点はこうした場面の対応1つ1つに現れてくるのです。もし、より大きな災害やトラブルに直面したとき、どうするのでしょうか。そのときも隣の学校が判断を下すのを待つのでしょうか。 

 

 僕は校長に就任してからすぐ教職員全員が集まった場で、「今後、台風接近時の学校の対応は全部、自分が決める」と伝えました。 

 

 世界一の学校を目指して柳川高校を運営していく。そう考えたとき、判断の軸を自分たちで持てる組織であることは、基本のキ。むしろ、周りの学校が柳川高校の判断を参考にするような存在にならなければ、「世界一」なんて口に出すこともできません。 

 

 

 はっきりと方針を打ち出して、実行できること。これは学校運営だけに留まらず、すべてのうまくいっている組織に共通するポイントです。 

 

 「どこどこの会社がこんな企画をやるから、うちも乗り遅れないように」なんて判断基準の組織では、世界に出ていくことはできません。 

 

 以来、台風が接近する時期になると、いち早く休校か否かの判断を下しています。少しでも生徒たちの登下校にリスクがあるのなら、休校。もちろん、自然が相手ですから外れることはあります。 

 

 特に難しいのは金曜日に台風の接近があり、土日を挟んで月曜日を休校にするかどうかの判断です。月曜日は休みと決めた数時間後に台風が進路を変え、日曜日の夕方には美しい夕焼けになり、翌日は台風一過の好天になったこともありました。 

 

 でも大事なのは、決める勇気のある組織であることです。 

 

 今では周辺の学校は大雨や台風のとき、柳川高校がどう判断しているかを参考にしていると聞きます。最初は僕からのトップダウンでしたが、今は教職員全員が生徒の安心安全を最上位の基準にして判断が下せるようになりました。 

 

■自分のモノサシを変えたい人へ 

 

 「赤信号みんなで渡れば怖くない」というコピーは、1980年代に漫才コンビのツービートのビートたけしさんが漫才の中で使ったフレーズです。それから40年以上経ちましたが、今も日本の国民性をよく表わしています。 

 

 「今これが流行(はや)っているから」「隣の学校もこんなことやっているから」「他の学校はこう決めたから」 

 

 そんな判断基準で物事を決めているうちは、自律した個人、組織にはなれません。判断する側の覚悟不足であり、責任から逃れるような決め方をしているうちは組織の成長もありません。 

 

 当事者として自分の、組織の判断に芯を通すことから始めていきましょう。 

 

 「みんなが納得」の「〝みんな〞は誰ですか?  」 

 

 物事を決めていくとき、みんなでしっかりと話し合って、理解して進めていくのが組織運営の美学とされています。全員が合意できるまで議論を深めていくのはたしかに大切なことです。 

 

 しかし、それでは時機を逃してしまう場面もあります。 

 

 僕は組織で物事を進めていく際、大きく分けて2つの決定方法があると考えています。 

 

 

 1つは話し合いを重ねて重ねて進めていく、ソフトランディング。もう1つは話し合いを土台としながら、リーダーが決断を下すハードランディング。どちらが優れているというわけではなく、組織を取り巻く状況によって必要とされる最適な決定方法が変わってくるのです。 

 

 僕は校長就任から現在まで、ハードランディングを軸にして学校改革を進めてきました。 

 

 当初、よく教頭からこう言われていました。 

 

 「校長先生、強引にやられたらみんなが納得しないですよ」 

 

 こちらとしては、「みんなが納得」の「〝みんな〞は誰ですか?」という感覚です。 

 

 グローバル学園構想を打ち出して、「柳川高校は海外のさまざまな国から留学生が集まる学校になります」「そのために海外に中学校をつくります。海外に事務所を開設していきます」と声を大にしました。 

 

 最初は教職員の多くがキョトンとしていました。 

 

 もしこれをソフトランディングで進めていこうとしていたら、1年経っても2年経ってもグローバル学園構想を打ち出すことはできなかったと思います。 

 

 なぜなら、誰も経験していないことを始めようとしていたからです。 

 

 構想を打ち出した僕も経験していないし、教職員ももちろん経験していない。誰も経験していないことについて、あれこれ意見を交わし、有識者を呼んでアドバイスをもらい、全員が納得するまで議論を重ねていくのは、時間がもったいない。 

 

 学校改革はある種、ベンチャー事業の立ち上げに似ています。 

 

 動きながら考える。動きながら改善する。動きながら次につなげていく。そんな速いサイクルがあってこそ、改革が必要な危機的な状況を変化させることができるのです。 

 

 そこでキーワードとなるのは、「覚悟」と「突破力」。 

 

 組織にまだ突破力が備わっていないタイミングでは、リーダーが覚悟を決めて先頭に立ち、全体を引っ張っていく必要があります。 

 

 ハードランディングで改革を進め、組織全体に新たな経験を積んでいってもらう。誤解や不安が生じることもあるでしょう。そういったデメリットは織り込み済みで、あえて「俺は柳川高校のルフィになる!」と全校生徒の前で宣言してしまうわけです。 

 

 

 「はあ?」という顔をしている教職員がいたとして、その瞬間、その場で理解してもらおうとはしません。こうすると決めて、走って、巻き込んで、経験してもらいながら「こういう変化が必要なんだ」と感じ取ってもらえればいいのです。 

 

■自分のモノサシを変えたい人へ 

 

 リーダーの役目は、旗を振ること。リーダーシップとは、理想を語り、向かうべき方向を示すこと。そして、自分を変える、組織を変えるとき、欠かせないのが突破力です。 

 

 人は言葉でだけならどれだけでも理想は語れますが、大切なのはそれを形にできるか。どんな業界に身を置いていても、変革者は必ず突破力を持っています。 

 

 あなたにはリーダーとして、フォロワーとして、状況を突破していく底力がありますか?  

 

古賀 賢 :柳商学園 柳川高等学校 理事長・校長 

 

 

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- 自己肯定感や自主性を重視する意見が複数見受けられる。

自己管理や自己決定の重要性を強調しているコメントも多い。

 

- 公共機関や学校におけるリーダーシップや意思決定に対する批判も多い。

 

- マネする側とマネされる側の存在や、周囲の影響を受けることに対する懸念が示されている。

 

- 特定の学校や教育方針に対する疑問や批判が複数挙がっている。

 

- 自己満足や周囲への配慮の重要性についての意見もいくつか見られる。

 

- ワンマンな組織やトップの権限に対する懸念が反映されている。

 

 

(まとめ)

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=+=+=+=+= 

自分た自身で考え、自分たちが確信持って基準を決めることは素晴らしいと思います。 

 しかし、"世界一"を標榜することは他者との比較。数値化できない比較をする場面では、どうみられるかの印象評価を重視することになりそう。行き着く先は独善的な解釈をする狭い世界…。入試の倍率とか留学生数とか〇〇の合格者数とかは数値化できるので世界一になること可能でしょう。 

 

=+=+=+=+= 

授業時数の確保や予定されている行事のことを考えると、臨時休校なんてやりたくないのが教員側の本音なのでは。特に教頭は休校にすると県教委への報告やらが加わり仕事がさらに増える。校長は「俺が腹をくくる」というのはかっこいいが、その後の対応や説明責任も含めて腹をくくってくれるのなら、「この人についていこう」となるのでは。(まぁ、この記事の場合、私立だから何でもアリな気がするが) 

 

=+=+=+=+= 

危機を感じたネズミ集団の中の一匹が走り出すと、他のネズミも追随して一斉に走り出す、という行動をとるらしい。 

たとえ走り出す方向の先が海であったとしても、ネズミの集団は海に向かって走り、海に飛び込んでしまう。 

人間の集団心理も似ているところがありそうだ。 

取り分け、昨今は物事の是非善悪や吉凶禍福の判断力が乏しい者が異常に多く、そういう者が有害な薬物(例えば、麻薬〈大麻、ヘロイン、コカイン、あへん等〉、覚醒剤、シンナー等)の使用や、入れ墨(刺青、タトゥーとも)、「めっちゃ」等という言葉の乱用等に嵌まりやすくなっている。 

道理で、迷惑ユーチューバーや悪質な投稿者等がはびこる訳だ。 

そうでなくても、例えばファッションに流されやすい人が何と多すぎることか。 

そんな危険な状況を打破する為にも、自ら考え、確信を持って行動する「自主自律」の精神が必要になる。 

また、自主自律は他者(他人)の利益にも繋がる。 

 

=+=+=+=+= 

自身の行動の評価軸が「この世界一を目指す行動は、生徒の幸せに結びつくものか?」であり、時には周囲の進言(諌言)を入れて判断を変えたり引っ込めたり自在にできる柔軟性を持ち合わせているなら、ワンマン判断もいいと思う。でも生徒本位でなかったり周りの意見を聞けない(だから心ある人は去っていきイエスマンしか残らない)組織は、企業であれ学校であれ危ういと思います。 

 

=+=+=+=+= 

公務員とか、学校とか、絶えず住民や社会から批判を受ける職場は、「周りと同じようにしている」ということに安堵感を感じるのでしょうね。 

日本全体もそんな雰囲気がありますよね。若い方でも、今年の流行のファッションとかに流され易いです。個々の考えを主張するのが苦手な国民性と思います。 

まあ、良い意味では、脱線する人が少ないですが、対面で実名を出しての個々の意見を言うとかは、苦手な人が多いかな? 

ネットでは、言いたい放題でブレーキが効かない人もいますが。 

 

=+=+=+=+= 

全部自分で決めるかぁ。1人の脳で考えたことがいつも正しいとは限らないし、とんでもない管理職もいるからみんながそうしたら困る。 

 

それに周りの様子を参考にするのは悪いことじゃないよな。 

 

=+=+=+=+= 

月曜日の休校は月曜日の朝6時の天気と交通機関の運行状態で決めて欲しい。せめて日曜日の夜。休校ラインを周知しておけば、朝6時より前に職員が学校に行かなくても保護者が判断するでしょ。金曜日は早過ぎ。 

 

=+=+=+=+= 

クラスメイトのみんなに彼氏がいるかどうかで、自分も彼氏を作るかどうか決める高校生は多い。そして結婚もそんな調子で決める。周りがみんな結婚しているからと。 

何かおかしい。その方式だと「最初の一人」はどうやって自分で決めたの?と思う。誰の真似もせずに決めた人間が最初に一人いた訳で。 

 

=+=+=+=+= 

ワンマン経営を彷彿とさせるなぁ〜。 

いい時はいいけど、一歩間違うとという危うさを孕んでるように感じる。 

 

=+=+=+=+= 

今の時代、教職員が皺寄せを被る形での変革はナンセンスです。保護者児童生徒が被るのもまた然り。 

 

学校、保護者、児童生徒の三方にメリットがある方法で改革しなければ、それは改悪です。 

 

 

=+=+=+=+= 

世の中にはマネされる側とマネする側があっていいと思う。 

世界一を目指す人達ばかりだとギスギスしそう。 

幸せの尺度はそれぞれ。 

 

=+=+=+=+= 

みんなって誰のことだよっていう問題意識をもつことは本当に重要だと思います。この人の言っていることは筋が通っている 

 

=+=+=+=+= 

いやいや、ゴマメ特有のよくある群衆心理!1人で何も出来ないが、群れると強気になるのは古今東西同じで、得意技は否定!!⇒例:今の政治家にはリーダーシップが無い!(だけど、絶対に1人では行動出来ない) 

 

=+=+=+=+= 

こういうワンマン形態の学校って本当に有能な教育者であればいいけど、後継が育たないリスクが大いに高い。 

 

=+=+=+=+= 

トップが間違っていても誰も止められない組織。トップがいなくなったら誰も判断できない組織になりそう。 

 

=+=+=+=+= 

雨が降ろうが槍が降ろうが、敷地内で倒木があろうが運休になろうが、休校にしない学校もある! 

 

職員には、決して楽をさせない! 

 

=+=+=+=+= 

コガケンなんですね。 

理事長として20年以上、校長としても15年。謎ルールを廃止したなんていつのこと?いわゆる提灯記事なのでしょうね。 

 

=+=+=+=+= 

批判の回答も、校長が直接するか、校長が決めたことですからで押し通せれば下の者には負担がないですね。 

 

=+=+=+=+= 

〇〇そうに言ってますが、 

台風で休むかどうかは親が決めるものではないですか??? 

学校側が決めるとこ自体、おかしいです。 

晴れたら行く。台風なら休む。 

預ける場所ないから学校に預けるwとか。 

 

=+=+=+=+= 

ケースバイケース。こんな人の下では働きたくありませんね。もちろん問題があったときはすべて自分一人で責任取るんですよね。 

 

 

=+=+=+=+= 

ケースバイケース。こんな人の下では働きたくありませんね。もちろん問題があったときはすべて自分一人で責任取るんですよね。 

 

=+=+=+=+= 

全体主義が蔓延しているうちは自民党安泰だからね 

正しいことは正しいと言える日本人が増えたら困るのが自民党 

 

=+=+=+=+= 

ワンマンはヤバい人がやるととんでもないことになる。 

いわゆる変な人でなければいいけど。 

 

=+=+=+=+= 

余談だが、校長の名前「古賀賢」で検索したら、芸人の「こがけん」が出てきた。 

 

=+=+=+=+= 

ワンマンと感じた。 

災害リスクは考えてるのだろうか。 

 

=+=+=+=+= 

自己満足な校長先生だな。こんな学校には行かせたくないよな。 

 

=+=+=+=+= 

え!? 

休校の判断って、西鉄様の態度如何ではないの? 

 

=+=+=+=+= 

結局なんで生徒数が増えてるんだろう? 

 

=+=+=+=+= 

お隣は柳川藩の流れをくむ伝習館高校だからねえ。 

 

=+=+=+=+= 

私立学校は人気商売だからねぇ。 

 

 

=+=+=+=+= 

最近、甲子園に出てこなくなった理由はコレか? 

 

=+=+=+=+= 

時代にそぐわない野球部=坊主の野球離れ 

 

=+=+=+=+= 

最近、柳川高校に関して異常に称賛するネット記事が上がるけど、これ何か売り込みかけているのか?この手の自由主義教育や個性主義教育を謳って話題になる学校ってモラトリアムを謳歌するための学校。かなり学力が低い学校ほどこういう方針を大々的にアピールして、学びの多様性とやらを語る人々が称賛する。なりふり構わない下のレベルの私学が就学支援金目当てに誰でも入学させているだけの話。 

 

=+=+=+=+= 

台風時の対応ごときで胸張られてもねえ笑 

 

=+=+=+=+= 

赤信号みんなで渡ればみんな轢かれる 

 

=+=+=+=+= 

北朝鮮にならなければいいが、、、 

 

 

 
 

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