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EV用電池で「世界首位」、中国CATLが磨く競争力 「リン酸鉄系」でBYDに譲った市場シェアを奪回

東洋経済オンライン 2/10(月) 16:02 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/211290338920c7d7811062762f24564404a8ddf8

 

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CATLは、EV市場で競合他社に優位性を保ちながらも市場シェアと利益を拡大し続けており、2024年の業績予想では売上高は減収見込みながらも純利益は増益予想となっている。

CATLは中国市場で45%のシェアを持ち、リン酸鉄系と三元系の両方で首位に立っている。

また、CATLは海外市場でも強みを持っており、反撃を見せて首位の座を守っている。

しかし、将来の市場変化や競合他社の動きが不透明であり、CATLの高い利益率について取引先や業界から不満が出ている。

リン酸鉄系電池市場では海外メーカーも巻き返しを図り、CATLに対抗している。

(要約)

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EV市場の変調で電池業界に逆風が吹く中、CATLは市場シェアと利益を伸ばし続けている(写真は同社ウェブサイトより) 

 

 EV(電気自動車)用の車載電池で世界最大手のCATL(寧徳時代新能源科技)が、競合メーカーに対する優位を広げつつある。 

 

 同社が1月21日に開示した2024年の通期業績予想によれば、売上高は3560億〜3660億元(約7兆5619億〜7兆7743億円)と前年比8.7〜11.2%の減収を見込む一方、純利益については490億〜530億元(約1兆408億〜1兆1258億円)と逆に11.1〜20.1%の増益予想を示した。 

 

 通期売上高が減収となる理由について、CATLはリチウムイオン電池の主原料である炭酸リチウムの相場下落にともない、製品の販売価格を(連動して)引き下げたためと説明。数量ベースの電池の販売は2024年も着実に増加したという。 

 

 一方、通期純利益の増益要因については「(競合他社に対する)わが社の技術力、研究開発能力、製品の競争力が高まり続けたため」と分析した。 

 

■中国市場でシェア45% 

 

 車載電池業界の団体である「中国汽車動力電池産業創新聯盟」のデータによれば、2024年に中国で生産された新車への搭載量ベースで、CATLの市場シェアは45.1%に達した(訳注:2023年の市場シェアは43.1%)。 

 

 現在主流の車載電池は(正極材料の組成が異なる)「三元系」と「リン酸鉄系」の2種類があり、CATLはその両方で首位に立つ。具体的には、2024年の市場シェアは三元系で69.2%、リン酸鉄系で37.1%だった。 

 

 CATLの強さは海外市場でも際立っている。韓国の市場調査会社SNEリサーチのデータによれば、2024年1月から11月までの期間に全世界で生産された新車への搭載量ベースで、CATLは36.8%の市場シェアを獲得。第2位のBYD(17.1%)や第3位の韓国のLGエナジーソリューション(11.6%)に2桁の差をつけている。 

 

 中国の自動車市場では、過去数年間でエンジン車からEVやPHV(プラグインハイブリッド車)へのシフトが急速に進み、車載電池の需要が爆発的に増加した。その過程では、最大手のCATLでも需要に供給が追いつかず、競合メーカーのシェア拡大を許した時期があった。 

 

 特にリン酸鉄系の電池では、BYDが(独自技術で電池の積載効率を高めた)「ブレードバッテリー」を武器に市場シェアを伸ばし、2023年にはCATLを抜いて一時首位に躍り出た。 

 

 

 しかしCATLの反撃は素早かった。同社は2023年9月、超急速充電に対応したリン酸鉄系の新型電池「神行超充電池」を発表。さらに蓄電システム用のリン酸鉄系電池など新製品を次々に投入し、シェア首位の座をBYDから奪い返した。 

 

■高い利益率への「恨み言」も 

 

 とはいえ将来に目を向けると、CATLが現在の強さを維持するのは簡単ではなさそうだ。ヨーロッパやアメリカの自動車市場では、2024年に入ってからEVシフトの勢いが大きく低下した。 

 

 中国市場でも(電池を大量に搭載する)EVの販売の伸びが鈍化し、(電池搭載量がEVより少ない)PHVの人気が高まっている。こうした市場の変化を受け、車載電池のグローバル需要は(少なくとも短期的には)伸び悩むと見られている。 

 

 また、CATLの取引先である自動車メーカーや電池部材のサプライヤーなどからは、同社の高い利益率に対して不満の声が上がっている。自動車メーカーの多くは(完成車の)価格競争のエスカレートで赤字販売を余儀なくされ、部材メーカーはCATLから(バイイングパワーを背景にした)厳しいコストダウン要求を突きつけられているからだ。 

 

 「EV関連業界の利益はCATLにほとんど持っていかれた」。財新記者の取材に応じた電池部材メーカーの関係者は、そんな恨み言をこぼした。 

 

 リン酸鉄系電池はこれまで中国メーカーの独壇場だったが、ここにきて海外メーカーの巻き返しも始まった。LGエナジーソリューションや日本のトヨタ自動車は独自のリン酸鉄系電池の量産準備を進めており、CATLからの市場シェア奪取を狙っている。 

 

 (財新記者:安麗敏) 

※原文の配信は1月22日 

 

財新 Biz&Tech 

 

 

( 263565 )  2025/02/11 05:28:39  
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- リン酸鉄リチウム電池(LiFe)は安価でレア金属を使用しておらず、安全性が謳われているが、全てのメーカー製が安全ではないとの報告もある。

 

- 日産自動車が福岡県に車載電池工場を設立し、リン酸鉄リチウムイオン電池の生産を行う。

生産能力は年間5㌐㍗時で、2028年に新型軽電気自動車から採用予定。

 

- リン酸鉄電池は日本も後れをとっておらず、競争力を得たが、全固体電池の開発には高コストや中国の研究進展に注意が必要。

 

- 中国企業のCATLやBYDがEV市場で活躍しており、中国の自動車産業が優勢であるとの指摘がなされている。

 

- 日本メーカーは知的財産権に対する意識が低く、特許に関する訴訟でリン酸鉄電池の技術を失ったとの見方もある。

 

- EVの普及に伴い、リン資源の消費や中国の開発スピードに対する懸念も表明されている。

 

- 自動車メーカー間の競争や技術開発について、日本の遅れや中国勢の台頭に対する不安や努力の必要性が指摘されている。

 

- 日本のバッテリーシェアやEV市場での立ち位置、競争力に関して懸念が表明されている。

 

- 日本の自動車業界における課題や競争状況に対する様々な意見が述べられている。

 

 

(まとめ)

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=+=+=+=+= 

 

リン酸鉄リチウム電池(LiFe)は、他のリチウムイオン電池(マンガン系とかニッケル・マンガン・コバルト系)と比べて電圧は低いけれど、レア金属を用いておらず安価だとか、正極材の構造から“安全”などと謳われています。 

一方で、“全てのメーカー製のリン酸鉄リチウム電池が安全か”というとそうではないことが学会等で報告されています。 

安全なリン酸鉄リチウム電池とは、確かなメーカー製の本物であることが大前提でしょう。 

燃えだしたら手の付けようがないリチウム電池ですので、有象無象のメーカー製など絶対使ってはならないです。 

 

▲25 ▼28 

 

=+=+=+=+= 

 

日産自動車は22日、福岡県北九州市若松区に車載電池工場を設けるため、福岡県、北九州市と立地協定を締結した。 

投資額は1533億円で、生産能力は年間5㌐㍗時。 

2025年度中に着工し、新工場で生産した電池を搭載する電気自動車(EV)を28年度中に量産したい考えだ。 

新工場は、価格競争力が高いLFP(リン酸鉄リチウムイオン)電池を生産する。 

2028年度に新型軽電気自動車から搭載を開始する予定です。 

LFPバッテリーは、レアメタルを使用しないため、従来の電池に比べてコストを3割削減できるとされています。 

「サクラ」で換算した場合は約25万台、EVのスポーツ多目的車(SUV)「アリア」では約5万5000台に相当する。他社への電池供給も目指す。 

 

▲16 ▼22 

 

=+=+=+=+= 

 

日本もリン酸鉄電池で後れを取っていたわけではなかったんだけどなぁ。むしろ古い技術だと見下していたらあっという間に改良して競争力を得て主流になった。全固体で一発逆転を狙っているが、非常に高コストだし中国勢も盛んに研究しているので当初の思惑通りになるかは難しいだろう。 

 

▲59 ▼8 

 

=+=+=+=+= 

 

有力企業の中国人は本当によく働く。夜中でも問い合わせるとすぐに返事がくることが多い。電池に関して世界一になったのも、弛まぬ努力のせいであろう。日本人は勉強せず、働かず、文句を言うことを覚えてしまった。このまま沈んでいくか、心機一転、昭和に帰って努力するかの選択をしなければならない時期だ。 

 

▲93 ▼7 

 

=+=+=+=+= 

 

CATLは中国国営大手は大体採用してるから政府と無関係です!言っても米国が信じる筈も無く。BYDはテスラとトヨタを身内に引き込んでるのが当面の強み。もうすぐ入ってくるスズキeエスクードもそのブレードバッテリーが搭載されています。自社電池工場はまだ稼働していないし当面はインドで補助金要件の生産比率を満たす為に使われます。 

 

▲14 ▼6 

 

=+=+=+=+= 

 

中国自動車産業の優勢は約5、6前からであり、ドイツ等欧州自動車大手は、既に販売ネットを活かして、製造→中国自動車の販売に舵切してるようだ。 

EVは自動車産業の一環しかすぎず、バッテリー製造も、日本は追い越えることが基本無理です。 

完全に優勢を持ってた時代もできなかったことが、 

よほどな変革がない限り、今更逆転することがまずありえない。 

 

▲19 ▼7 

 

=+=+=+=+= 

 

日産は結局のところ北米と中国でEV投入で遅れを取り大赤字。他に売れるものがあればよかったが、それもなく…。せっかく世界に先駆けたのに無駄になりそう。とにかく市場に出して様々使ってもらい改良していかないといけない。テスラは走りながら膨大なデータを収集している。そのデータを自動運転に役立てている。EVになってからソフトウェアが重要になってるからね。リン酸鉄のバッテリーも日本では昔からのやっていたけど商品化しないうちに中国に持っていかれてしまった。全固体電池だって日本がトップランナーだったけど今は中国に抜かれてしまっているだろう。日本は市販化されるまでがとても長い。ホンダとソニーのEVも発表からかなりたってやっと発売。確かな製品だろうけど、その間にライバルは何車種も投入。とにかく遅い。EV販売鈍化とはいえ2000万台を売る市場た。 

 

▲18 ▼7 

 

=+=+=+=+= 

 

リン酸鉄電池は元々ソニーが開発して特許を持っていたがBYDがソニーが特許を取る前に公開されていると訴訟を起こし、勝訴したためソニーの技術ではなくなってしまった、日本のメーカーは知財への意識が低いために今まで大変損をしていた。 

 

▲27 ▼11 

 

=+=+=+=+= 

 

リンはどうせ中国が最大生産国の1つだから普及させても資源面での弱点増やすだけだし、肥料にも使うから消費が増えれば食料生産に悪影響がある 

西側でつるんで何かしら制限掛ければ良いと思うよ 

 

▲16 ▼37 

 

=+=+=+=+= 

 

どこの以前に、リチウムイオンだと、マシになったとは言え、10年、20年見据えるとね 

税処理上の償却じゃないけど、本当にその年数で価値が無くなってしまうようなもの 

 

▲3 ▼8 

 

 

=+=+=+=+= 

 

電池の覇権握られたらほんまにやばいよ。 

全個体電池は中国に地位譲らんといて欲しい。 

今世紀はそれぐらいしか挽回のチャンスないかも。 

 

▲27 ▼26 

 

=+=+=+=+= 

 

なんだかんだと言われても、安いのは購入するきっかけになるだろうね。 

安全はただではないんだけど忘れやすいのかな。 

 

▲0 ▼2 

 

=+=+=+=+= 

 

中国の開発スピードには驚きます。 

中国企業だと開発技術者も交替24時間体制で開発するから他の国の企業が負けます。 

 

▲18 ▼2 

 

=+=+=+=+= 

 

車はモーターやエンジンだけで走っているわけではないボディ、サスペンション、ブレーキなど全てが揃ってなくては動かない中国製のEVは長持ちするのかな 

 

▲12 ▼21 

 

=+=+=+=+= 

 

どの自動車メーカー(特にトヨタ)も今まで下請けをイジメてきたのに、立場が逆転すると恨み節って都合良すぎだろう。 

 

▲9 ▼3 

 

=+=+=+=+= 

 

しょせんLFPも全個体電池が登場するまでのつなぎの電池だわなw 

 

▲1 ▼11 

 

=+=+=+=+= 

 

トヨタのバイポーラLFP期待してる 

 

▲3 ▼8 

 

=+=+=+=+= 

 

あっぱれ 

 

▲5 ▼2 

 

=+=+=+=+= 

 

EV用電池や自動車に関しては「華流(ファーリュー)」だな、これ。 

 

▲2 ▼7 

 

=+=+=+=+= 

 

だからどうしたの。使い勝手が悪いのは同じ。 

 

▲2 ▼4 

 

 

=+=+=+=+= 

 

バッテリーシェアでも日本は蚊帳の外 

EVも蚊帳の外 

もう何もないね 

 

▲30 ▼52 

 

=+=+=+=+= 

 

もうEVの時代じゃない! 

どこを見てるのやら! 

 

▲23 ▼64 

 

=+=+=+=+= 

 

まあ、本格的に必要になるのはウン十年先の話だけどね笑 

今コメントしてる人達その頃はみんな死んでるよ 

 

▲11 ▼32 

 

=+=+=+=+= 

 

自然発火、爆発事故も世界一やろ! 

 

▲6 ▼15 

 

 

 
 

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