( 307249 )  2025/07/14 03:24:08  
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参議院選挙が7月20日に投開票される中、社民党から立候補しているラサール石井氏は、厳しい党の状況を訴えながら街頭演説を行った。

彼は、芸能界での活動が政治的発言によって制限されることを経験しながらも、政治に関わることを決意した背景について語った。

また、社民党が政党要件を維持するために必要な得票率2%を下回ると存続が危うくなることに危機感を示し、支援を呼びかけた。

候補者数は各党ごとに異なり、多様な候補が立っている。

(要約)

( 307251 )  2025/07/14 03:24:08  
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参議院選挙7月20日投開票 

 

 参院選(20日投開票)は13日、選挙戦ラストサンデーを迎えた。比例代表に社民党から立候補しているラサール石井氏(69)は、福島瑞穂党首とともにJR秋葉原駅前で街頭演説し、「今、社民党は崖っぷちだ」と、党の置かれた厳しい立場を訴えた。 

 

 石井氏は「私は芸能界が長いが、政治を語っている人間は色がついているからと、スポンサーは嫌がる。だからCMは来なかった。ドラマや番組にも出にくくなる。それを覚悟の上でやっていた」と、最近の活動を振り返り「だんだん活動の場が狭められ、事務所にも悪いし、おとなしくしていようかと思ったときもあったが、あきらめるのはやめたんです。黙って見ているのもやめました。だったら政治を語ることを仕事にしようと思った」と立候補を決めた経緯にあらためて言及した。 

 

 序盤以降の各社情勢調査で、与党の苦戦ぶりが指摘されていることに触れる一方で、「喜んでいる場合ではない。今、社民党は崖っぷちだ」と口にし「得票率が2%なかったら、政党要件がなくなってしまう。そうさせてはいけません。社民党がなくなれば、日本の社会の底が抜けてしまう」と、危機感をあらわにした。「微力ながら力をつけられることが面白いと思って、社民党から立候補した。どうかみなさん、力をください」と、かすれた声で訴えた。 

 

 公職選挙法に定められた政党要件は「所属議員5人以上」「直近の衆院選か参院選で得票率2%以上」のどちらかを満たす場合とされている。現在、同党の所属国会議員は3人で、うち1人が改選議員。 

 

 比例代表には、自民党が31人、立憲民主党が22人、公明党が17人、日本維新の会が13人、共産党が19人、国民民主党が19人、れいわ新選組が12人、参政党が10人、社民党が5人、日本保守党が4人、NHK党が3人、再生の道が9人、チームみらいが3人、日本改革党が1人、日本誠真会が2人、無所属連合が2人、それぞれ立候補している。 

 

 

 
 

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